旅館大浴場リニューアル工事|福島県
大規模修繕の工事内容
躯体工事
造作工事
軽鉄工事
タイル工事
設備工事
塗装工事
左官工事
施工のポイントや特徴
地下の工事だったのですべての資材は手運搬となりました。
解体工事で出た廃材もすべて手運搬です。
人海戦術ではありますが、頼もしい仲間のおかげで無事完工出来ました。
様々な業種が集う工事となるので、工程管理、品質管理には特に留意しました。
各所のレベルの高さや墨出しにもしっかり時間をかけ、排水勾配や配管の位置など決める事も多くやりがいのある工事となりました。
大浴場なので肌に直接触れる箇所も沢山あります。
傷を負う事などないよう、突起や段差も気を付けました。
完成後入浴もしましたが、本当に気持ちの良いお風呂で、何度も来たくなります。
工事の詳細
所在地 | 福島県 |
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施工内容 | 既存大浴場解体からフルリニューアル工事 |
構造・階数 | 地下3階相当(1階) |
工事期間 | 3か月 |
この記事を書いた人
結城 伸太郎
職歴:27年
得意分野:防水工事・外構工事・大規模改修管理業務
保有資格:1級建築施工管理技士、1級建築塗装技能士、1級ポリマーセメント防水、1級改質アスファルト防水、外壁1級仕上げ技能者、防水登録基幹技能者、外壁仕上基幹技能者、国際ライセンス サーモグラファーレベル1、監理技術者、職長安全衛生教育、他
現場レポート
解体工事
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大浴場施工前
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解体物もすべて手運搬で行っています。 土濃袋に小分けしながら階段を上り、過酷な労働でした。
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解体だけでもかなりの人数が入っています。
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まずはすべてスケルトン状態にしなければなりません。
浴槽スラブ打設
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断熱材に新たにいれてメッシュ筋を設けコンクリートを打設します。 見て分かる通りすべて現場練りをして打設してます。
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浴槽スラブコンクリート打設
浴槽立上り・躯体工事
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差し筋 躯体工事のほとんどは社長自ら行っています。
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打設 型枠を造作し現場練りしたコンクリートを流します。
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浴槽躯体打設完了
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浴槽躯体打設後、型枠解体
浴槽タイル貼り
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施工中
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施工後 仕上がってきました。
洗い場
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洗い場のライニング躯体を打設するため型枠造作施工中 設備工事と連携を取りながら型枠を設置していきます。
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洗い場ライニングの左官仕上げ
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給水工事
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設備工事、排水工事
壁・梁・床工事
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壁モルタル下塗り
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モルタル上塗り
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壁、梁型 デコリエ仕上げ 水に強いデコリエで仕上げています。 とてもカッコいいです。
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天井のLGS(軽量鉄骨)下地 どんどん出来上がってきました。
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石張り工事 勾配に気を付けて貼っていきます。
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洗い場の施工完了 排水のグレーチングも勾配を新たに設けキチンと排水されるように作っています。
外部
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施工前 かなり荒れた状態でした
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解体 頭上に排水管があり簡単には解体できません。
脱衣所 解体
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脱衣所施工前
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脱衣所解体中
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脱所解体後 床はコンクリートでしたが、勾配ががたがたで全面高さ調整しました。
脱衣所造作工事
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PB(石膏ボード)貼り
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脱衣所造作工事中
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通路造作工事中
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大浴場ヒノキ風呂設置 檜風呂は旅館側で用意してくれています。
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大浴場水張り試験 ほぼ完成してきました。 浴槽も水張り試験を行い水嵩が減らないか確認しています。
施工後
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外部工事 外部もデコリエ、タイル貼り、デッキ工事終わってます。 ガラスも入りました。
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大浴場 リニューアル工事完了
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大浴場 リニューアル工事完了 檜の空間とのバランスがとてもかっこいいです。
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大浴場 リニューアル工事完了
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大浴場 リニューアル工事完了 大谷石とデコリエの相性がばっちりですね。
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大浴場 リニューアル工事完了
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脱衣所施工後 オシャレな空間になりました。 長い時間居たくなります。
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脱衣所施工後 天井や壁はクロスです。 梁だけデコリエで仕上げています。
担当者からのコメント
大浴場のフルリニューアル工事に携わらせて頂きました。
設計図を基に工事をしましたが、解体しないと不明な個所など色々と課題がありましたが、無事素晴らしい貸し切り大浴場に変貌を遂げました。
これまでも浴室の改修工事をしてきましたが、ここまで大規模なのは初めてでした。
特に留意した事項は、躯体の打設でコンクリートのポンプ圧送が出来ないため(地下3階)すべて砂とセメントと砂利を手運搬で運び現場練りした事です。
浴槽躯体、洗い場のライニングなど躯体コンクリートは約6立米ほど使っているので、それをすべて手練りというのは過酷な労働でした。
完了した時の達成感は素晴らしいものでした。