4階建て某ビル工事|外壁塗装、防水工事|山形県
施工のポイントや特徴
今回の工事では、屋上防水と外壁塗装を中心に、建物全体の防水性能・耐久性向上を目的とした修繕工事を行いました。
屋上は既存防水層の一部に膨れやドレン周辺のコケ詰まりが発生しており、雨水が内部へ侵入している可能性が確認されました。
そこで、既存防水層の状態を活かしながら、改質アスファルト防水トーチ工法を採用。
下地活性剤塗布や入隅補強など下地処理を丁寧に行い、防水層を新たに形成することで、防水性能を大幅に向上させています。
また、外壁では浮きや剥がれが見られたため、劣化部を撤去後、モルタル補修・パターン合わせを実施。
下地を整えたうえで、微弾性フィラー下塗り+シリコン樹脂塗装仕上げを行い、美観と耐久性を回復しました。
さらに、サッシ回りや誘発目地のシーリング打ち替え、雨漏りによる階段室天井材の張り替えなど、建物内部への影響も考慮した施工を実施。
共用部木部塗装も含め、細部まで丁寧にメンテナンスを行いました。
工事の詳細
| 所在地 | 山形県 |
|---|---|
| 施工内容 | 外壁塗装…1,200㎡ 屋上…500㎡ |
| 構造・階数 | 4階 |
| 工事期間 | 3か月 |
担当者プロフィール
結城 伸太郎
職歴:27年
得意分野:防水工事・外構工事・大規模改修管理業務
保有資格:1級建築施工管理技士、1級建築塗装技能士、1級ポリマーセメント防水、1級改質アスファルト防水、外壁1級仕上げ技能者、防水登録基幹技能者、外壁仕上基幹技能者、国際ライセンス サーモグラファーレベル1、監理技術者、職長安全衛生教育、他
現場レポート
足場仮設工事・外壁塗装工事
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低層階へ部材を荷揚げしています。
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高圧洗浄 外壁塗装前に高圧洗浄を行い、長年蓄積した汚れやコケ、旧塗膜の劣化部分をしっかり洗い流しました。
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サッシ回りシーリング打ち替え サッシ回りの既存シーリングは経年劣化により硬化やひび割れが発生していたため、既存シーリングを撤去後、プライマー塗布を行い、新たにシーリング材を充填しました。
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サッシ回りシーリング打ち替え
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サッシ周辺は雨水が侵入しやすい箇所のため、シーリングの劣化を放置すると雨漏りや内部腐食の原因となります。
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外壁誘発目地シーリング打ち替え 既存シーリングは経年劣化により硬化や破断が見られる状態でした。 今回は既存シーリングを撤去後、プライマー塗布を行い、新たにシーリング材を充填する打ち替え工事を実施しています。
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外壁誘発目地シーリング打ち替え
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浮き部撤去 外壁の一部では、経年劣化や水分侵入の影響により塗膜やモルタルの浮きが発生していました。
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浮き部モルタル補修 浮いた状態のまま塗装を行うと、施工後の剥がれや膨れの原因となるため、劣化している箇所を撤去し、下地から適切に補修を行っています。
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モルタル補修部パターン合わせ 補修のみでは表面の質感や凹凸に差が出てしまうため、周囲の外壁と自然になじむよう丁寧に施工しています。
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微弾性フィラー下塗り 微弾性フィラーは下地への密着性に優れており、塗膜に柔軟性を持たせることで、今後発生する細かなクラックにも追従しやすい特徴があります。
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さざなみ模様付け
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シリコン樹脂塗装仕上げ1回目 シリコン樹脂塗装は、紫外線や雨風による劣化を抑え、建物を長期間保護できるのが特徴です。
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シリコン樹脂塗装仕上げ2回目
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塗装完了
配管塗装
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配管は鉄管となってます。 古い塗膜もボロボロはがれており、ケレンして剥がせるだけ剥がします。
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エポキシ錆止めを塗ってから上塗りしています。
屋上防水
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高圧洗浄
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アルミ笠木撤去
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立ち上がり防水層撤去
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既存防水シートの一部に浮きが発生していたため、バーナーを使用して熱を加え、浮き部分を密着させる「あぶり戻し」作業を行いました。
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下地活性剤塗布 防水層の剥離や浮きを防ぎ、長期的に安定した防水性能を維持するための重要な下地処理工程です。
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下地活性剤塗布完了
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立ち上がりモルタル下塗り
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立ち上がりプライマー塗布後 屋上防水の立ち上がり部分は雨水が溜まりやすく、防水層の剥離や劣化が発生しやすい重要箇所のため、防水施工前にプライマー塗布を行いました。
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改質アスファルト防水施工中 改質アスファルト防水は、既存防水層との密着性が高く、耐水性・耐久性に優れているため、ビルやマンションなど大型建築物の屋上防水工事でも多く採用される工法です。
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改質アスファルト防水施工中 特に立ち上がり部分や入隅部まで丁寧に施工することで、雨水侵入リスクを抑え、長期間安定した防水性能を維持できる仕上がりとなりました。
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ハッチ周り ハッチ周辺は防水層の納まりが重要となるため、隙間や端部までしっかり密着させることで、防水性能を向上させています。
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ハッチ周り
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防水用トップコート塗布 防水層を紫外線や風雨から保護するため、防水用トップコートを塗布しました。
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トップコートは防水層表面の劣化を抑え、防水性能を長期間維持する重要な役割があります。
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アルミ笠木復旧
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共用部木部塗装 共用部の木部は、経年による色褪せや表面劣化が見られたため、下地調整後に木部塗装を行いました。
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共用部木部塗装
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共用部木部塗装
外壁塗装完了後
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全景
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全景
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屋上防水完了
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共用部木部塗装完了
担当者からのコメント
今回の施工では、屋上からの漏水リスク改善を最優先に工事を進めました。
調査時には、防水層の膨れやドレン周辺の詰まり、階段室天井の雨シミなどが確認されており防水層内部へ雨水が侵入している可能性が高い状態でした。
そのため今回は、既存防水層を活かしながら耐久性に優れた改質アスファルト防水トーチ工法を採用し、下地処理から丁寧に施工を行いました。
また、外壁についても浮きや剥がれが発生していたため、補修後に塗装を行い、防水性・耐久性を向上させています。
ビルやマンションなどの大型建築物は、雨漏りや外壁劣化を放置すると修繕範囲が大きくなるケースも少なくありません。
今回のように、早めの点検・防水改修を行うことで、建物を長く安全に維持することにつながります。