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タイル修繕

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鉄骨造3階建アパート大規模修繕工事_施工後②

部分修繕でマンション価値を維持 | 工事内容や費用を紹介

マンションの管理において、部分修繕は建物の寿命を延ばし、資産価値を維持するために欠かせない重要なメンテナンスです。大規模修繕とは異なり、部分修繕は特定の問題箇所を迅速に対応することで、居住者の安全性や快適さを確保します。 本記事では、部分修繕の具体的な内容や費用相場、成功のためのポイントについて詳しく解説します。 定期的な「部分修繕」は長期的なコスト削減に! 部分修繕は、マンション全体を対象とした大規模修繕とは異なり、特定の部位や設備の劣化を修理・交換することで、建物の性能や機能を維持することを目的としています。 例えば、外壁のひび割れ修理や給排水管の交換などが部分修繕に該当します。一方、大規模修繕は、建物全体を対象とした計画的な修繕工事であり、外壁や屋上防水、鉄部塗装などが含まれます。 マンションの部分修繕は、住民の安全性や快適性を向上させるために行われています。また、建物の寿命を延ばし、資産価値を保つために非常に重要です。適切なタイミングでの修繕を行うことで、住環境の快適性や安全性を維持し、長期的なコスト削減にもつながります。 マンション部分修繕の主な内容 マンションの部分修繕は、建物の特定の部位や設備の劣化を修理・交換することで、建物の性能や機能を維持することを目的としています。ここでは、一般的な部分修繕項目について具体例を挙げて説明します。 外壁工事 外壁工事は、経年劣化や気候の影響で発生するひび割れや剥離を修繕する作業です。外壁の塗装やタイルの補修、シーリングの打ち替えなどが含まれます。これにより、建物の美観を保ち、防水性を向上させることができます。 外壁工事については、下記で詳しく解説しています。 タイル修繕 タイル修繕は、外壁や共用部分のタイルの割れや剥がれを補修する工事です。タイルの剥落は安全性に影響を及ぼすため、早期の修繕が必要です。タイルの交換や再接着を行い、美観と安全性を維持します。 屋上工事 屋上工事では、防水層の劣化を修繕し、雨漏りを防ぐための工事が行われます。防水シートの張り替えや防水塗料の塗布が一般的です。これにより、建物内部への水の浸入を防ぎ、構造体の劣化を防ぐことができます。 内装工事 内装工事は、共用部分や専有部分の内装の劣化を修繕する工事です。壁紙の張り替えや床材の交換、天井の補修などが含まれます。これにより、住環境の快適性を向上させることができます。 外構工事 外構工事は、建物の周囲の環境を整備する工事です。駐車場や庭、エントランスの補修・改修が含まれます。バリアフリー対応のスロープ設置や防犯対策の強化なども行われ、住民の利便性と安全性を向上させます。 その他工事 その他の一般的な部分修繕項目としては、以下のような工事があります。 給排水管の修繕: 古くなった配管を新しいものに交換し、漏水のリスクを低減させます。 エレベーターの更新: 新しい制御システムや省エネ型のモーターを導入し、安全性と快適性を向上させます。 防犯設備の強化: 防犯カメラやオートロックシステムの導入・更新により、住民の安全性を高めます。 これらの部分修繕は、マンションの寿命を延ばし、住環境の快適性と安全性を向上させるために非常に重要です。適切なタイミングでの修繕を行うことで、長期的なコスト削減にもつながります。 マンション部分修繕の費用相場 マンションの部分修繕それぞれの費用は工事内容や規模、建物の状態によって異なります。以下に、代表的な部分修繕の費用目安をざっくりと紹介します。 外壁工事: 外壁の補修や塗装の塗り直しには、1平方メートルあたり3,000円~7,000円が目安です。 タイル修繕: タイルの交換や再接着には、1平方メートルあたり約10,000円~15,000円が相場です。 屋上工事: 防水層の張り替えや防水塗料の塗布には、1平方メートルあたり5,000円~10,000円が一般的です。 内装工事: 例えば、6畳のフローリング張替えは80,000円~120,000円が目安です。 外構工事: 駐車場や庭、エントランスの補修・改修は、数十万円から数百万円まで幅広いです。 給排水管の修繕: 1戸あたり50万円~100万円が目安です。 エレベーターの更新: 1基あたり500万円~1,000万円が相場です。 防犯設備の強化: 数十万円から数百万円がかかります。 部分修繕の費用は、建物の規模や劣化の程度、使用する材料、施工業者の選定などによって変動します。 詳細な費用については、今後の記事で詳しく解説しますので、そちらをご覧ください。 成功者が実践する部分修繕の「3つ」のポイント マンションの部分修繕を成功させるには、いくつかの重要な要素があります。適切なタイミング、専門家の知見、そして住民間の合意形成が鍵となります。これらの要素を丁寧に検討し、実行に移すことで、効果的かつ効率的な修繕が可能になります。 以下では、それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。 定期点検や修繕履歴から「最適なタイミング」を見極める マンションの部分修繕を成功させる第一歩は、適切なタイミングを見極めることです。定期的な点検を通じて劣化の兆候を早期に発見し、計画的に対応することが重要です。 年に一度は専門家による建物点検を実施し、外壁のひび割れやタイルの剥がれ、屋上の防水層の劣化などを注意深く観察しましょう。 また、過去の修繕履歴を確認することで、次回の修繕時期を予測することができます。こうした積極的なメンテナンスにより、大規模な修繕を未然に防ぎ、コストの削減にもつながります。 修繕計画は「専門家」の意見を参考にする 修繕計画を立てる際には、専門家の意見を聞くことが不可欠です。建築士や修繕業者などの専門家に依頼することで、適切な修繕方法や正確な費用見積もりを得ることができます。 信頼できる専門家を選ぶ際は、過去の実績や評判を確認しましょう。選定後は、詳細な診断を依頼し、修繕が必要な箇所や最適な修繕方法について提案を受けます。 また、複数の業者から見積もりを取得し、内容や費用を比較検討することで、より適切な選択が可能になります。 「説明会」を開催し、計画や費用について住民の合意を得る 部分修繕を実施するためには、管理組合での合意形成が欠かせません。住民全体の理解と協力を得るため、まずは説明会を開催し、修繕計画や費用について詳しく説明しましょう。 質問や意見を受け付けることで、住民の不安や疑問を解消します。その後、管理組合の総会で修繕計画を提案し、正式な合意を得る過程を踏みます。 また、修繕の進捗状況や費用の詳細について定期的に情報を共有することで、透明性を保ち、住民の信頼を得ることができます。このように丁寧な合意形成を行うことで、円滑な修繕の実施が可能になります。 ゆうき総業の部分修繕の事例 1. 外壁塗装工事(宮城県仙台市) 仙台市にある学校の外壁改修工事の事例です。 この工事では高弾性塗料を使用し、アロンNEO工法を採用して外壁の剥落防止や防水対策を行いました。特に欠損補修やクラックの修復を重要視し、これにより建物の耐久性を向上させています。シーリングの打ち替えを行わない施工方法が特徴で、安全管理を徹底しながら2ヶ月で工事が完了しました。 2. 屋上防水工事(宮城県) 宮城県の旅館にて、屋上の防水改修工事を行いました。塩ビシート防水工法を採用し、特に大浴場周辺の防水性能を強化しました。騒音の問題を避けるため、作業時間を調整しながら安全第一で進めました。塩ビとウレタンの複合防水を施し、10年間の保証をお付けしています。 3. タイル補修工事(宮城県) 宮城県のポンプ場において、外壁タイルの剥落防止工法として「タフレジンクリアガードHD工法」を採用しました。アイカ工業のこの製品を使用することで、耐久性と美観を維持しつつ、タイルの剥落を確実に防止しました。 計画的な部分修繕で快適な住環境を維持しよう! マンションの部分修繕は、建物の寿命を延ばし、住環境の快適性と安全性を維持するために不可欠な取り組みです。適切なタイミングで専門家の助言を受けながら計画を立て、住民間で合意形成を図ることが成功の鍵となります。 定期的な点検と計画的な修繕を行うことで、大規模な修繕を未然に防ぎ、長期的なコスト削減にもつながります。 弊社、ゆうき総業は、仙台を拠点に東北全域で数多くの施工実績を持ち、無足場工法などの先進技術を駆使して、コスト削減と短納期を実現しています。マンションの部分修繕に関するご相談やお見積もりは、ぜひ当社にお任せください。経験豊富なスタッフが、あなたのマンションに最適な修繕プランをご提案いたします。

外壁タイルの防水が必要な理由|タイルはメンテナンスフリーではない? | タイル修繕

外壁タイルの防水が必要な理由|タイルはメンテナンスフリーではない?

外壁タイルに防水が必要な理由 外壁タイルは耐候性、耐傷性、耐水性に優れた素材ですが、約10年に一度はメンテナンスが必要です。その理由は以下の通りです。 1. モルタルの目地や下地の劣化 湿式工法では、モルタルが硬化することで伸縮への追従性がなくなり、目地にひびや割れが発生しやすくなります。これがタイルの浮きや剥がれ、雨漏りにつながります。 2. 目地のコーキングの劣化 タイル目地のコーキングは、紫外線や雨風、温度差により3〜7年程度で劣化し、ひびや亀裂、裂けが発生します。コーキングの劣化は、建物の耐久性低下や雨漏りの原因となります。 3. タイルの浮きや剥がれ 昼夜の寒暖差や雨風により、タイルの付着力が低下し、浮きや剥がれが発生します。寒冷地では、浸入した水分の凍結・融解により、さらに剥がれが進行します。 4. タイル自体のひびや割れ 外部からの強い衝撃により、タイル自体にひびや割れ、欠けが生じることがあります。損傷部分から水分が浸入し、タイルの剥がれにつながります。 タイル目地や下地を水の浸入から守り、防水効果を持続させることで、長期的なメンテナンスコストの削減につながります。 タイル壁はメンテナンス不要といわれる理由 タイル壁は、その高い耐久性と汚れにくさから、メンテナンスフリーと言われることがあります。その理由は以下の通りです。 1. タイルは無機物であるため耐候性に優れている タイルは、土や石、砂といった自然素材を高温で焼き成形した無機質の外壁材です。無機物は劣化することなく自然界に存在し続けることができるため、タイル自体も紫外線や雨風の影響を受けにくく、変色や劣化を起こしにくい特性を持っています。 2. 高温で焼き固められたタイルは耐傷性が高い タイルは約1300度の高温で焼き固められるため、非常に固い素材となっています。通常の電動ドリルのビットでは穴があけられないほどの硬さを持ち、砂やほこりといった外的要因による傷つきを防ぐ優れた耐傷性を有しています。 3. JIS規格で高耐水性が証明されている タイルはJIS規格により、吸水率によってⅠ類(3.0%以下)、Ⅱ類(10.0%以下)、Ⅲ類(50.0%以下)に分類されます。外壁材に使用されるタイルはⅠ類とⅡ類であり、非常に低い吸水率を示します。このため、タイル自体が吸水することによる雨漏りのリスクや、凍害による劣化の心配がありません。 4. タイルの耐用年数は40年以上 日本の住宅の平均寿命は約27年と言われていますが、サイディングやモルタルなどの外壁材の耐用年数は約10年ごとに外壁塗装を行って30年程度です。一方、タイルは素材自体が強く、耐用年数は40年以上と言われています。この高い耐久性から、外壁タイルはメンテナンスフリーと称されることがあるのです。 ただし、タイル壁がメンテナンス不要というわけではありません。タイルの目地部分のコーキングや下地のモルタルは劣化するため、定期的な点検と補修が必要です。また、タイル自体に損傷があった場合は、適切に交換する必要があります。タイル壁の長期的な美観と性能を維持するためには、適切なメンテナンスが欠かせません。 外壁タイルの防水方法 撥水材の塗布:外壁タイルに撥水材を塗布することで、水を弾き、目地からの水の浸入を防ぐことができます。ただし、撥水材の効果は水が留まりにくくなるだけで、台風や大雨などの高い水圧には対応できない場合があります。 防水材の塗布:アクリル系の防水材を外壁タイルに塗布することで、高い防水効果が得られます。防水材の塗膜でタイルと目地が覆われ、水の浸入を確実に防ぐことができます。防水材は「水を通さない」という点が重要なポイントです。 剥落防止材の塗布:剥落防止材を外壁タイルに塗布することで、タイルの剥がれ落ちを防止できます。剥落防止材に含まれるウレタンが防水効果を持っているため、防水と剥落防止の両方の効果が得られます。ウレタンは耐久性も高いため、長期的な効果が期待できます。 シートによる外壁の覆い(シート工法):外壁タイルの上から、リアルな石調を再現したなシートを貼り付けて、外壁全体を覆う方法もあります。この方法では、雨水だけでなく、紫外線や乾燥など様々な外的要因から外壁を保護することができます。ただし、この方法では外装がタイル張りではなくなってしまいます。 外壁タイルの防水工事は、タイルの美観を維持しつつ、建物の長寿命化を図るために重要です。定期的な点検とメンテナンスを行うことで、外壁タイルの性能を長期間維持することができます。外壁タイルの防水工事は、専門的な知識と技術が必要とされるため、経験豊富な施工業者に依頼することをお勧めします。 外壁タイルの防水の手順 タイル壁の点検:防水工事を始める前に、壁面の状態を入念に点検します。タイルのひび割れや欠損、目地の劣化などがないかを確認し、必要に応じて補修を行います。 タイルの洗浄:タイル表面の汚れや付着物を取り除くために、高圧洗浄機やタイル専用の洗剤を使って洗浄します。洗浄後は、タイル表面を完全に乾燥させます。 下地処理:タイルの下地が健全であることを確認し、必要に応じて補修や補強を行います。下地の平坦性を確保し、クラックや欠けがある場合はシーリング処理を施します。 防水材の選定と塗布:使用する防水材を選定し、タイル壁に塗布していきます。一般的な手順は以下の通りです。 プライマー(下塗り)の塗布 タイルと防水材の密着性を高めるために、プライマーを塗布します。  防水材(中塗り)の塗布 選定した防水材を、ローラーやハケを使って2回重ね塗りします。均一な塗膜を形成するように注意します。  トップコート(上塗り)の塗布 防水材の上に、保護用のトップコートを2回重ね塗りします。トップコートには、光沢の有無などの仕上がりの選択肢があります。 検査と確認:防水工事が完了したら、塗布面の状態を入念に検査します。塗膜の厚さや均一性、仕上がりの美観などを確認し、必要に応じて手直しを行います。 外壁タイルの防水工事は、建物の耐久性と美観を左右する重要な工程です。専門的な知識と技術が必要とされるため、経験豊富な施工業者に依頼することをお勧めします。定期的な点検とメンテナンスを行うことで、外壁タイルの長期的な性能を維持することができます。 外壁タイル防水工事の注意点 1. 専門業者への相談と適切な防水材・工法の選択 外壁タイルの防水工事は、専門的な知識と技術が必要とされる作業です。防水材の選定や施工方法については、経験豊富な専門業者に相談し、建物の状況に合わせた最適な提案を受けることが重要です。信頼できる業者を選ぶことで、工事の品質と保証を確保できます。 2. 下地の入念な点検と補修 防水工事を行う前に、タイルの下地の状態を入念に点検する必要があります。下地にひび割れや欠損がある場合は、適切に補修を行ってから防水工事を進めます。下地の不備は、防水性能の低下や工事後の不具合につながる可能性があるため、慎重に対処することが求められます。 3. 目地部分の処理 タイルの目地は、水の浸入経路となりやすい部分です。防水工事の際には、目地部分の清掃と補修を十分に行う必要があります。古い目地材を完全に除去し、新しい目地材を適切に充填することで、目地からの水の浸入を防ぐことができます。 4. 防水材の均一な塗布と十分な乾燥時間の確保 防水材を塗布する際は、均一な塗膜を形成するように注意が必要です。ムラのない塗布を心がけ、特に角や継ぎ目などの部分は入念に施工します。また、防水材の乾燥時間を十分に確保することが重要です。気温や湿度などの環境条件に応じて、適切な乾燥時間を設けることで、防水性能の発揮と塗膜の定着を図ります。 5. 定期的な点検とメンテナンス 防水工事後も、定期的な点検とメンテナンスを行うことが大切です。外壁タイルは、風雨や紫外線などの外的要因によって劣化が進行します。定期的に外壁の状態を確認し、タイルの欠損やひび割れ、目地の劣化などを早期に発見・補修することで、防水性能の維持と建物の長寿命化につなげることができます。 6. 適切な施工時期の選定 外壁タイルの防水工事は、気象条件の安定した時期に行うことが望ましいです。雨天時や湿度の高い時期は避け、乾燥した天候の下で施工するようにします。適切な施工時期を選ぶことで、防水材の性能を最大限に発揮させ、工事の品質を確保することができます。 防水工事に使用する浸透性撥水剤とは? 浸透性撥水剤は、主にモルタルやコンクリートの表層に浸透し、空隙を埋めることで緻密な「吸水防止層」を形成する材料です。コンクリートやモルタルは、拡大して見ると細かな隙間があり、そこから水が浸透することで凍結によるクラックや、内部からの白華(エフロレッセンス)の発生などの問題が起こります。 浸透性撥水剤は、これらの隙間に入り込み、内部の密度を高めることで、表面からの水の侵入を防ぐ働きをします。主な用途としては、コンクリート打ちっぱなし面に多く使用されますが、タイル面の保護にも使用されることがあります。 ただし、浸透性撥水剤はクラックを埋めることはできません。新築時や外壁タイルが傷む前に施工することで、目地のモルタルの劣化を防ぐ効果は期待できますが、クラックが発生した後では、隙間を埋めるには不十分です。浸透性撥水剤は、非常に細かい隙間で効果を発揮するため、ミリ単位の隙間を埋めることは困難です。 外壁タイルへの浸透性撥水剤の施工は、軽度な保護的な用途として使用されます。タイル自体は高温で焼き固められているため、水の浸入はほとんどありませんが、目地部分とタイル表面全体に塗布することで、不要な水溜まりを防ぐ効果があります。また、目に見えないようなミクロな亀裂に浸透することで、軽度な破損による水の浸入を防ぐこともできます。 しかし、外壁タイルの本格的な防水対策としては、浸透性撥水剤だけでは不十分な場合があります。外壁タイルの状態に合わせて、適切な防水工事の方法を選択することが重要です。

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