工場ALC外壁アクリルゴム防水|アロンウォール|宮城
大規模修繕の工事内容
外壁塗装改修工事
鉄部塗装
配管塗装
雨樋塗装
施工のポイントや特徴
ALC外壁の塗装改修工事です。
ALC外壁は鉄骨造に使用される代表的な外壁材です。
パネルになっており、1枚1枚の目地にはすべてシーリングが充填されております。
ALCは「Autoclaved Lightweight aerated Concrete」の略で、和訳すると軽量気泡コンクリートです。
ALC自体は塗装しなくても水が浸透する事は無く、雨漏りがあった場合はほぼ100%シーリングの目地からとなります。
そしてそのシーリングも基本的には紫外線劣化するので、塗料の性能にも依存する事になります。
アロンウォールはそうした脆弱部を攻略した塗料となっており、高弾性アクリルゴム防水材に位置され、紫外線劣化にも強く、特にこうしたALCには最高のパフォーマンスを発揮します。
さらにメーカー(東亜合成)より10年保証が得られる商材となっています。東亜合成と言えばアロンアルファで有名ですね。
通常の塗装の単価よりも高くはなりますが、シーリングの打ち替えを省略できるので結果的にコストダウンに繋がります。
工事の詳細
所在地 | 宮城県 |
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施工内容 | ALC外壁アロンウォール…1241㎡ その他配管、シャッター、雨樋塗装など |
構造・階数 | 4階 |
工事期間 | 2か月 |
この記事を書いた人
結城 伸太郎
職歴:27年
得意分野:防水工事・外構工事・大規模改修管理業務
保有資格:1級建築施工管理技士、1級建築塗装技能士、1級ポリマーセメント防水、1級改質アスファルト防水、外壁1級仕上げ技能者、防水登録基幹技能者、外壁仕上基幹技能者、国際ライセンス サーモグラファーレベル1、監理技術者、職長安全衛生教育、他
現場レポート
足場仮設工事
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足場を組み立てています。
ALC外壁塗装 アロンウォール工法
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下地処理 塗膜の脆弱部は撤去します。
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モルタル補修 ポリマーセメントで段差補修します。
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施工前
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高圧洗浄中 汚れを取り除きます。
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高圧洗浄中
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アロンSX下塗り
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アロンST下塗り アロンSTは高弾性アクリルゴムです。 これをマスチックローラーを用いてパターン付けします。
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トップコート塗布
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施工前
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アロンSX→アロンST→トップコートの順に塗っていきます。
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外壁塗装完了
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外壁塗装完了
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外壁塗装完了 配管塗装完了
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外壁塗装完了
付帯部・シャッター塗装
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雨樋塗装下塗り
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雨樋塗装上塗り施工後
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施工前
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エポキシ錆止め下塗り後トップコート吹き付け
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エポキシ錆止め下塗り後トップコート吹き付け完了
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鉄部塗装完了
アロンウォール 施工後
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足場解体 施工中
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施工完了
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施工完了
担当者からのコメント
工場のALC外壁のアロンウォール工法です。
ALC外壁の改修は目地シーリング打ち替えは必須なのですが、アロンウォールはシーリングの打ち替えを省略できるほどの高弾性塗料となっており、その点では非常に提案がしやすい塗料です。
耐久性も高く15年経ってもシーリングの上の塗膜性能が得られていたのも驚きでした。
鉄骨造の外壁塗装には特におすすめです。