5階建鉄骨造雨漏り修繕工事|アロンウォール、塩ビシート防水|福島
大規模修繕の工事内容
外壁雨漏り調査(チアー型ゴンドラ使用)
外壁塗装アロンウォール工法
屋上塩ビシート防水
各所内装塗装
施工のポイントや特徴
外壁ALCで、ゴンドラで近くで見るとやはり各所ALC目地の破断やALCの欠損が目立ちました。
そこに散水するとすぐ漏水はしたのですが、上階から掛けてもやはりそこへ到達するようで、ちょうどALC下地のCチャンネルで雨の水道を作っていたようです。
修繕として、ALC外壁の塗装としてアロンウォールにて施工。
高弾性アクリルゴム防水+高耐久性のある塗料でしっかり外壁を守ります。
屋上塔屋部分は塩ビシート防水で施工しました。
工事の詳細
所在地 | 福島県 |
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施工内容 | 雨織調査…散水調査、赤外線カメラ調査併用 外壁アロンウォール工法…445㎡ 屋上塔屋塩ビシート防水…99㎡ その他階段室内装塗装 |
構造・階数 | 鉄骨造5階建て |
工事期間 | 1.5カ月 |
この記事を書いた人
結城 伸太郎
職歴:27年
得意分野:防水工事・外構工事・大規模改修管理業務
保有資格:1級建築施工管理技士、1級建築塗装技能士、1級ポリマーセメント防水、1級改質アスファルト防水、外壁1級仕上げ技能者、防水登録基幹技能者、外壁仕上基幹技能者、国際ライセンス サーモグラファーレベル1、監理技術者、職長安全衛生教育、他
現場レポート
ゴンドラ設置・雨漏り調査
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建物全景
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雨漏りの報告は3階の部屋です。 まず疑うべきポイントは窓廻りの外壁と屋上です。
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怪しい屋上の直上部ですが、すでに防水改修が終わって数年経った程度で、漏水はしないと判断。 なので外壁からの漏水と断定しゴンドラで散水調査をすることにしました。 写真はチアー型ゴンドラの突梁と呼ばれる部材をを屋上に掛けている所です。
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チアー型ゴンドラ設置中 自社で取り付けられるのは強みです。
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ゴンドラ設置完了
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ゴンドラにて散水調査をしています。 社長自ら乗って調査しています。
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3階から順に上へあがって調査していきます。
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近くで見るとこのようにALCの爆裂や欠損が目立ちましたが、漏水へ至った欠損は2か所だけでした。
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ALCの欠損部 シーリングも破断しています。
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ALC部散水
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部屋の中からも確認していますので、2人で作業をするのがセオリーです。
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散水調査後、少しづつ雨漏りしてきました。 この水がどんどん浸入し部屋の床へ垂れていきます。
外壁アロンウォール
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施行中 修繕工事でまずは足場を組み高圧洗浄
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施行中 欠損部はモルタルで補修します。
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施行中 ALCの破断もシーリングで充填します。
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施行中 アロンSX1回塗り後アロンSTをマスチックローラーで下塗り パターン付けし厚く塗ります。 この段階で防水層は得られています。
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施行中 高耐久シリコン上塗り1回目
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施行中 高耐久シリコン上塗り2回目
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施行中 高耐久シリコン上塗り2回目
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施行中 階段室と色分けされております。
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施工完了 綺麗に蘇りました。
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施工完了 塗膜は肉厚もありゴムのようにプニプニします。
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施工前
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施工後
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施工中
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施工後
屋上防水改修
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施工中 高圧洗浄
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施工中 立上りシート撤去
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施工中 改修ドレン取り付け
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施工中 立上りALC天端欠損部
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施工中 立上りALC天端欠損部の補修
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施工中 絶縁シート貼り付け
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施工中 ディスク取り付け
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施工中 絶縁シート貼り付け完了
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塩ビシート機械固定工法 施工中
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塩ビシート機械固定工法 ジョイント部の溶着施工中
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ステンレス脱気筒取り付け中 内部の通気をここから逃がすシステムです。
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立上りシート 施工中
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施工中 立上りシート端末部シーリング
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施工中 端末金物取付後シーリング施工
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施工中 最後にアルミ笠木を復旧し施工完了となります。
担当者からのコメント
インターネットからお問い合わせをいただき雨漏り調査を行った物件です。
雨漏りは居住者の部屋の窓から浸入すると言う事でした。
調査だけで足場を掛けるとコストが高額になるため、チアー型のゴンドラを使用し雨漏り調査しました。
散水調査で雨漏り個所を特定させ、その修繕方法を提案し、雨漏り修繕工事へと至りました。
ALC外壁なので防水性の高いアロンウォールでご提案し採用頂きました。