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仙台支店オープンしました!

代表の結城です。 お世話になります。 この度万を持して仙台支店をオープンいたしました。 これまでも多くのお客様よりお問い合わせを頂き、屋上防水、設備の防水、外壁塗装、雨漏り調査・・・などなど色んなお仕事を頂戴してきました。 山形県に拠点を置きながらも、こうして20年近くお世話になった宮城ですが、これまでは「どうせ車ですぐ行けるから」と出店の計画を考えて無かったのですが、弊社も頼もしいスタッフがそろってきており、この度スタッフに任せ宮城県仙台市に事務所を構える事を決意しました。 今年の4月には足場の法改正もあり、さらに工事単価も跳ね上がりそうです。 そこで弊社の持つゴンドラでの施工というコスト削減案をご提供し、直したい箇所だけをピンポイントに修繕していくご提案をしたいと思っています。 特に雨漏り調査や外壁の診断など、どのくらいの工事費用が掛かるか分からないうちに足場を組んだりするわけで、それを事前に把握できればより計画的に工事が出来ると思います。 これまで塗装工事、防水工事、左官工事を主軸に東北関東で幅広く活躍してきた自負があります。 この技術を駆使し、改めて宮城で活躍したいと思っております。 まずはホームページ公開となりましたので、今後宮城県内ではお世話になりますので宜しくお願いします。

ご来店お待ちしております。

こんにちは。 仙台支店岡村です。 仙台支店がオープンし、間もなく1か月になります。 この1か月は店舗の準備の追われ、 まだまだ室内のレイアウトは改善の余地ありですが お客様をお出迎えできるようになりました。 修繕工事へのお困りごと、まずは相談してみたい・・。 何かしらのお力になれるよう誠心誠意努めて参ります。 お気軽にお問合せください。  

建築図書館

 弊社ショールームご紹介 こんにちは。 仙台支店岡村です。 本日は山形本社のショールームをご紹介いたします。 見て触れてカタログだけでは伝わらないものを 実際に手に取っていただけるショールームとなっております。 全て実際に提供ができますので ご要望のプランやイメージをその場で確認することができます。 内外リフォーム・水まわり・エクステリアのサンプルをコーナー別に展示しております。 一般のお客様はもちろん、ゼネコン・工務店の方とのお打合せスペースもございますので お気軽にお越しください。 ゆうき総業ショールーム 住所:山形県上山市藤吾三辻464 TEL:0120-114492 営業時間:9:00~18:00 休刊日:日・祝 ※日・祝ご希望の方は応相談

一緒に働きませんか?

こんにちは!仙台支店岡村です。 現在弊社では職人さんを大募集しております。 未経験・経験者問わず建設業に興味のある方、身体を動かすのが好きな方、現場作業がとにかく好きな方‼ ゆうき総業で一緒に汗を流しませんか?? 詳しくは採用ページをご確認ください。 https://yuukisougyou.hr-hackerplus.com/

雨漏り修繕

こんにちわ!ゆうき総業の八鍬です! 今年の冬に雨漏り調査をさせて頂き、調査報告書と修繕のお見積りを御検討頂きまして、現在雨漏り修繕工事をさせて頂いております。 長年、内部まで水が廻っていたようで木が腐朽しております。 100%雨漏りを解消出来るよう修繕させて頂いております。 現在では、ビルやマンション、旅館などの雨漏り調査の御依頼も、有難い事に増えてきております。 お力になれればと思いますので、是非一度お問い合わせ下さい!

無足場工法とは?20%超の費用削減と最大1週間短縮を実現する大規模修繕

近年、建物の大規模修繕工事において注目を集めている「無足場工法」。この革新的な工法は、従来の足場を使用する方法とは一線を画す効率性と安全性を兼ね備えています。 弊社、ゆうき総業は、高層ホテルやマンションが多く、同時に敷地の余裕が少ない仙台市で数少ない無足場工法を取り扱える施工業者で、他社では断られたような難工事も、豊富な経験・ノウハウと独自のアイデアで解決策を導いています。 本記事では、そんな当社だからこそお伝えできる無足場工法のいろはを、実際の施工事例を交えて包括的に解説していきます。 修繕・塗装工事における「無足場工法」とは? 皆さんは「無足場工法」という言葉を聞いたことがありますか?大規模修繕工事において、この工法が注目を集めています。簡単に言えば、無足場工法とは文字通り足場を組まずに建物の外壁などを修繕する方法です。 従来の工事では、建物の周りに足場を組み立てるのが一般的でした。しかし、無足場工法では、主に2つの方法で作業を行います。 ロープアクセス工法:専門の技術者が建物の屋上からロープを使って降下し、壁面で作業を行います。 ゴンドラ工法:建物の屋上や壁面に設置したレールに吊るしたゴンドラから、作業員が修繕を行います。 これらの方法により、足場を組む手間と時間を大幅に削減できるだけでなく、居住者の日常生活への影響も最小限に抑えることができます。また、足場を組むスペースが限られている場所でも、効率的に作業を進められるのが大きな利点です。 このように、無足場工法は、高層マンションや複雑な構造の建物の修繕において、特に有効な選択肢となっています。 次は、この工法がもたらす具体的なメリットについて詳しく見ていきましょう。 「無足場工法」の4つのメリット!事例を交えて紹介 大規模修繕工事において、無足場工法の採用が増えています。この工法には、従来の足場を使用する方法と比べて、いくつもの優れた点があります。ここでは、その主なメリットについて詳しく見ていきましょう。 足場の設置・撤去が不要で、「コスト」を大幅カットできる 無足場工法の最大の利点は、コスト削減と工期短縮にあります。足場の設置・撤去が不要なため、その分の費用と時間を大幅に削減できます。 例えば、ある事例では総工費を20%以上抑えることができたという報告もあります。また、工期も通常の3分の2程度に短縮されることが多く、居住者への影響を最小限に抑えられる点も見逃せません。 下記に、弊社、ゆうき総業が担当した工事の中でも、大幅なコスト削減のため、無足場工法が採用された具体的な事例をご紹介します。 「病院の外壁塗装」でのコスト削減事例 10階建ての病院では、最上階にある塔屋の外壁塗装の依頼がありました。屋上への足場搬入のために、さらに足場を設置しなければならず、莫大なコストがかかることが予想されました。そこで、ゴンドラを吊る無足場工法を提案しました。ゴンドラはエレベーターで搬入が可能なため、昇降用足場やラフターなどの費用もすべてカットし、コストを大幅に抑えることができました。 工事期間を最大1週間短縮可能に 従来の工法では、作業開始前に足場の組み立てが必要でした。これには通常2〜3日かかり、作業終了後の解体にも同程度の時間を要します。 無足場工法では、この足場の設置・撤去作業が完全に省略されるため、工事期間を最大で一週間短縮することが可能になります。これは、特に短期間での完了が求められる場合や、天候に左右されやすい時期の施工において大きな利点となります。 さらに、足場設置のための準備期間も不要となるため、工事の日程をより柔軟に設定できます。急を要する補修や改修工事にも迅速に対応できるのです。 安全性や景観を損ねることなく営業が継続可能 無足場工法では足場や養生ネットが不要なため、建物の外観をほぼそのまま保つことができます。特に、ホテルや商業施設など、外観が重要な役割を果たす建物では、最大のメリットと言えるでしょう。 また、外観だけでなく、建物への出入りもスムーズになり、営業活動や日常生活への影響を最小限に抑えられます。工事中でも顧客や住民は通常通りに建物を利用でき、ビジネスの継続性が保たれます。 さらに、自然光の遮断も避けられ、室内環境の快適性も維持されるため、オフィスや住宅などでも、工事中の生活の質を高く保つことができるのです。 足場が設置できない「狭く複雑」な場所でも工事ができる 無足場工法は、狭い場所や複雑な構造の建物でも効率的に作業ができる点も特筆すべきです。 従来の足場では設置が困難だった狭小地や、建物の形状が複雑な箇所でも、ゴンドラや特殊な機材を使用することで柔軟に対応できます。これにより、都市部の狭小マンションなど、これまで改修が難しかった物件でも効率的な工事が可能になりました。 足場を組むことが難しい箇所で、無足場工法が採用された具体的な弊社の事例をご紹介します。 「足場設置が困難な老舗旅館」の事例 弊社にお問い合わせいただいた老舗旅館では、建物直下に大きな川が流れており、足場を組むことが不可能でした。このため、どの塗装業者にも断られていました。 しかし、無足場工法を採用することで、ゴンドラや高所作業車を併用しながら外壁塗装と内部の大規模修繕工事を行うことができました。 「足場設置が困難な集合テナントビル」の事例 8階建ての集合テナントビルでは、隣地にある民家の屋根が原因で足場を組むことができませんでした。 このため、無足場工法を採用し、民家の屋根に養生を施し、着地するための許可も得ました。足場では重量に耐えられなかったであろうこの現場でも、無足場工法が大いに活躍しました。 無足場工法は、このように多くのメリットを持つ革新的な工法です。しかし、すべての状況に適しているわけではありません。次は、この工法のデメリットについても検討し、どのような場合に最適な選択となるのかを見ていきましょう。 「無足場工法」にデメリットはあるの? 大規模修繕工事における無足場工法は、多くの利点がある一方で、いくつかの課題も存在します。ここでは、無足場工法の主な課題とその対策について詳しく見ていきましょう。 無足場工法では作業に制限が出る場合も 無足場工法は、建物の形状や屋上のスペースによって作業が制限されることがあります。例えば、三角屋根や建物の一部が突出している場合、ロープやゴンドラの設置が難しくなることがあります。また、ゴンドラに乗車できる人数が限られているため、少人数での作業となり、場合によっては効率が低下して工期が長引く可能性もあります。 この問題を解決するためには、事前に建物の形状を詳細に調査し、無足場工法が適用可能かを確認することが重要です。また、特殊な器具やアンカーを使用することで、これらの制限を克服できる場合もあります。また、ゴンドラを使用する場合でも、効率的な作業計画を立てることで、少人数での作業を補うことが可能です。 施工後の確認が困難 無足場工法では、施工後の確認作業が困難な場合があります。特に、居住者や施主が自分の目で施工後の状態を確認したい場合、この点がデメリットとなります。 この問題に対しては、ドローンを使用して高所の作業を監視し、施工後の確認作業を行うことで、チェック体制を強化することができます。 また、作業の進捗に応じて定期的に点検を行い、品質管理を徹底することも重要です。さらに、高性能カメラやセンサーを活用することで、詳細な検査と記録が可能になります。 ドローン点検については下記記事で紹介していますので、あわせてご覧ください。 そもそも「対応できる業者」が少ない 無足場工法には高度な技術と豊富な経験が必要であり、対応できる業者が限られています。 現在、無足場工法に対応できる技術者を育成するための研修や教育プログラムを業界全体で導入し、技術力の向上を図ることが求められているのが現状です。このため、業者選定の際には、過去の実績や技術力を重視し、信頼できる業者を慎重に選ぶことが重要です。 無足場工法は、特定の条件下では非常に効果的な工法ですが、これらの課題を十分に理解し、適切な対策を講じることが成功の鍵となります。 特に東北エリアでは、無足場工法の取り扱い業者が少ないと言われていますが、その中でもゆうき総業では無足場工法の施工実績が圧倒に多くあり、これらの課題に対して適切なご提案ができる強みがあります。 それでは、実際にどのような場合に、無足場工法が活躍するのかご紹介します。 「無足場工法」の向いている建物は?従来工法との違い 大規模修繕工事において無足場工法の採用が増えていますが、すべての建物で適用できるわけではありません。では、どのような条件で無足場工法が効果を発揮し、またどのような場合に適さないのでしょうか。 ここでは、無足場工法と、従来から広く使われている足場付き工法を比較し、それぞれの特徴や適用シーンについて詳しく見ていきましょう。 主な項目の比較 無足場工法と従来の足場付き工法には、それぞれ独自のメリットとデメリットがあります。以下の表で、主要な項目について比較してみましょう。 項目 無足場工法 足場付き工法 コスト 低い 高い 工期 短い 長い 安全性 高い やや低い 適用範囲 限定的 広範囲 この表から、無足場工法は特にコストと工期の面で優位性があることがわかります。一方で、足場付き工法は適用範囲が広いという特徴があります。 「無足場工法」が向いている建物タイプ 無足場工法は、特に以下のような建物や状況で活躍します。 20階以下の高層マンション 安全確保が最優先 周辺に十分なスペースがない都市部の建築物 足場の設置が困難な特殊な形状の建物 短期間でかかる費用をできる限り安くしたい これらのケースでは、従来の足場を組む方法と比べて、工期の短縮やコスト削減、居住者の負担軽減などの利点が顕著に現れます。 「無足場工法」の適用が難しいケース 一方で、以下のような状況では無足場工法の適用が難しく、従来の足場を使用する必要があります。 大規模な構造補修が必要な場合 20階以上の高層ビル(20階以上) 建物の構造上、ゴンドラの設置が困難な場合 曲線や凹凸が多いデザイン 法規制によりゴンドラの使用が制限される地域 工法の選択は、建物の特性や工事の目的、予算、スケジュールなど、様々な要因を総合的に考慮して決定する必要があります。専門家と相談しながら、最適な工法を選択することが重要です。 仙台を中心とした東北・首都圏エリアで「無足場工法」は、ゆうき総業までご相談を 無足場工法は、従来の工法では対応が困難だった現場や状況において、その真価を発揮します。コスト削減、工期短縮、安全性向上など、多くのメリットを持つこの工法は、今後の大規模修繕工事において重要な選択肢となるでしょう。 とはいえ、これはすべての施工業者が取り扱えるわけではありません。当社のお客様にも「どこの塗装工事店にも断られて...」とご相談いただくケースが多く、まだ主流でない施工方法だからこそ、確かな技術力と実績を備えた信頼できる業者を選定することが重要です。 当社では、東北・仙台および首都圏エリアで「無足場工法を取り扱える施工業者」として大規模改修・修繕工事を施工しております。無足場工法をご検討のオーナー様はぜひ一度お気軽にご相談ください。

工場の床塗装は塗床で解決!修繕のサインや費用・工期を徹底解説

工場や倉庫で「床にヒビが入っている」「滑りやすくなっていて危ない」と感じたことはありませんか? ヒビ割れや傷、粉塵が目立つ床は、作業効率が下がり、安全性にも影響を与えます。 しかし、「費用はどのくらいかかるのか」「稼働を止めずに工事できるのか」など、という疑問を持った方も多いと思います。 この記事では、工場・倉庫の床修繕に用いられる塗床工事について、 床劣化が重要な理由・リスク 代表的な塗料の比較 事例からみる費用と工期の目安 業者選びのポイント といった具体的なデータや事例を交え、詳しく解説します。 工場の床塗装「塗床」工事はなぜ必要?6つの役割 工場や倉庫では、日々の荷物移動や重機の走行、そして作業員が往来することでコンクリート床に大きな負荷がかかります。 放置すると、劣化が進み転倒事故や生産効率ダウンといったリスクを招くため、定期的な床修繕はとても重要です。 塗床(ぬりゆか)と呼ばれる工法では、主にエポキシ樹脂やウレタン樹脂などの塗料を使い、コンクリート床を摩耗や腐食から保護します。 塗床は、床を単に塗装するだけではなく、床の機能を根本から向上させることを目的としています。 重要な理由やリスクについてもう少し細かく見ていきます。 転倒事故のリスクを防ぐ 床のひび割れや凹凸があると、作業員がつまずきやすくなり、転倒事故のリスクが高まります。 実は、厚生労働省の労働災害統計によると、製造業の転倒事故による死傷災害は年間で5,823件も報告されています。 出典:令和5年労働災害発生状況の分析等(厚生労働省) コンクリート床を摩耗や腐食から守る 工場や倉庫では、日常的な歩行や機械の往来、酸性薬剤や油脂の付着により、床面のコンクリートが摩耗や腐食していきます。塗床はこれらのダメージからコンクリートを守り、長期間にわたって床を安全で丈夫な状態に保ちます。 発塵を防止し異物混入や衛生問題を防ぐ 下地コンクリートがむき出しの状態では、摩耗によって細かな粉塵が発生しやすくなります。 粉塵が舞いやすい状態だと、食品や医薬品などに異物混入が発生する可能性があります。これが、クレームや出荷停止につながるケースも考えられます。 塗床を施すことで、発塵を抑え、食品工場や医療施設のように高い清潔基準が求められる現場でも衛生的な環境を維持できます。 重い機械や荷物に耐える床に強化する 重機やフォークリフトが頻繁に通行するエリアでは、床への負荷が大きく、下地コンクリートが劣化しやすくなります。 塗床により耐荷重性を強化することで重量物の移動が多い現場でも安心して使用できる床を作ります。 作業エリアの色分けで効率アップ 塗床を施工する際に作業エリアを色分けすることで、作業区域を明確に分けられます。 これにより、作業員が効率よく動ける環境を作り、生産性の向上にもつながります。 見た目を良くして職場環境と企業イメージを向上 塗床は、傷んだ床を綺麗に仕上げることで工場や倉庫の外観を整えます。企業訪問者への印象が良くなるだけでなく、従業員のモチベーション向上にもつながります。   塗床修繕は、見た目を整えるだけでなく、安全で効率的な環境作りにも役立っているんですね。 続いては、どのようなサインが修繕を検討すべき合図なのか、詳しく見ていきましょう。 こんな症状は要注意!工場の塗床修繕を考えるべき5つのサイン では、工場や倉庫の塗床修繕を検討するタイミングは、どのように判断すればよいのでしょうか? ついつい見過ごしてしまいがちな劣化のサインも、少し意識するだけで気づけることがあります。それを放置すると、安全性や作業効率に悪影響を及ぼす可能性も。 ここでは、修繕を検討すべき具体的なサインについて詳しく解説します。 床面のヒビや塗膜の剥がれ 工場や倉庫のコンクリート床にヒビや剥がれがある場合は、耐久性が落ちている証拠です。この状態を見逃さないことが重要です。破片が出ると作業環境が悪化し、従業員や機材に影響を与える可能性があります。 床が滑りやすい 工場や倉庫の床が滑りやすくなっている場合、表面加工が劣化していることが考えられます。 特に水や油を使う現場では、転倒事故の原因となるため、早急な対応が必要です。 汚れが目立つようになった 塗床が劣化すると、表面が粗くなり汚れが入り込みやすくなります。 床を掃除しても汚れが取れにくく、清潔さを保ちにくい状態になる場合は、修繕によって元の状態を取り戻せます。 粉塵が発生しやすい 粉塵が発生する場合は、防塵性能が低下している可能性があります。 食品工場や医療施設では衛生管理に直結するため、早急な対応が必要です。 床の色あせや区画ラインの消失 紫外線や薬品の影響で、塗床の色が変わっていたり、通路や作業エリアのラインが消えかけていませんか。 ラインが見えないと作業区分が曖昧になり、稼働率が落ちたり事故リスクが高まったりします。   どうでしょう?見過ごしがちですが、こういった状態に見覚えはありませんか?これらのサインに気づいたら、早めの対応で、安全で快適な作業環境を維持しましょう。 次は、塗床修繕で重要な塗装選びのポイントについて解説します。 工場・倉庫の床塗装に使われる主な塗料は?塗料比較 塗床工事では、エポキシ樹脂・ウレタン樹脂・MMA樹脂といった塗料がよく使われます。 それぞれ特徴が異なり、下地補修の有無や必要な耐久度によって選び方が変わります。 下記はあくまで目安ですが、塗料選びの参考にしてください。 塗料 耐用年数目安 硬化時間 1㎡あたり費用帯 特徴・メリット デメリット エポキシ樹脂 約5〜8年 常温24〜48時間 4,000〜8,000円 ・高い耐摩耗性と耐薬品性 ・光沢があり美観◎ ・食品工場や物流倉庫で実績が多い ・弾性が低め→強い衝撃にはひび割れ注意 ・硬化に時間がかかる 硬質ウレタン樹脂 約3〜5年 常温12〜24時間 3,500〜7,000円 ・柔軟性があり衝撃に強い ・滑り止め効果を付与しやすい ・軽作業エリア向け ・エポキシより耐薬品性がやや劣る ・表面硬度はエポキシほど高くない MMA(メタクリル)樹脂 約5〜7年 1〜2時間(超速硬化) 7,000〜12,000円 ・短工期で稼働をほとんど止めずに施工可能 ・低温下(0℃以下)でも硬化 ・24時間稼働の工場や冷凍施設向き ・臭気が強い(換気必須) ・材料コストが高め ※上記費用には下地調整や既存塗膜の撤去、施工厚みなどで変動があり、あくまで概算です。エポキシが最も実績豊富で、ウレタンは衝撃や振動に強く、MMAは「短時間で稼働再開したい」施設に最適といえます。 1. エポキシ樹脂 - 耐久性と美観を両立 耐薬品性・耐摩耗性に優れ、重機やフォークリフトを頻繁に使用する現場や、食品工場・物流倉庫で広く採用されています。 光沢のある仕上がりで美観も良い反面、弾性が低いので強い衝撃が加わる場所ではひび割れリスクがあります。 こちらの弊社の施工事例では、耐久性を重視した床の修繕を行い、作業環境の改善に貢献しました。 2. 硬質ウレタン樹脂 - 衝撃に強く滑りにくい 硬質ウレタン樹脂は、柔軟性があるので衝撃をある程度吸収し、軽作業エリアや歩行頻度の高い通路などに向いています。 ただしエポキシほどの耐薬品性や表面硬度は期待できません。 滑り止め効果も期待できるため、作業の安全性を高めることができます。 3. MMA樹脂 - 短工期・超速硬化が魅力 MMA(メタクリル酸メチル)樹脂は、1〜2時間程度で実用強度まで硬化するため、夜間や短時間しかラインを止められない工場で重宝されます。 低温下でも硬化可能で冷凍倉庫や24時間稼働する食品工場などで重宝される一方、材料コストが高く、施工時の臭気が強いため換気対策が必要です。   それぞれの塗料には特徴があり、現場の条件や用途に合わせて選びます。 工場の塗床工事にかかる費用と工期の目安は? ここからは費用と工期が最も気になる方へ向けて、具体的な目安を解説します。 床の広さや下地の傷み具合、求める塗膜厚によって変動しますが、大まかなシミュレーションを把握しておけば予算化もしやすいです。 【事例で見る】約1,130㎡の工場塗床全体のイメージ ここでは、先ほどのエポキシ樹脂施工事例を例に挙げてみましょう。 ここでの費用は、具体的言及を避けるため、あくまでシミュレーションとして、先ほどの塗料の1㎡あたり費用から算出させてもらいます。   施工内容 工場塗床・・・約800㎡ 工場耐熱床・・・約30㎡ 工場防塵塗装・・・約300㎡ 合計約1,130㎡ 費用目安 550万円〜880万円 工期 約3週間   たとえば、これら3種類の塗床(合計約1,130㎡)を同時並行で行ったケースでは、約3週間ほどの施工期間になりました。 広範囲を一度に仕上げるには多くの職人が必要で、加えて下地調整や乾燥時間を確保しつつ進めるため、それなりのスケジュールが必要になります。 塗床工事費用の内訳イメージ 1. 工場塗床(エポキシ樹脂:ユカクリートタイル#70) 面積 800㎡ 単価 4,000円/㎡~8,000円/㎡ 費用 320万円~640万円 工期目安 大規模案件のため約2~3週間ほど 2. 工場耐熱床(レジモルハードUW) 面積 30㎡ 単価 3,000円/㎡~4,000円/㎡ 費用 9万円~12万円 工期目安 狭いエリアのため1日~数日程度 3. 工場防塵塗装(ユカクリートスタンダード) 面積 300㎡ 単価 7,550円/㎡ 費用 約226.5万円(7,550円 × 300㎡) 工期目安 中規模案件で1~2週間ほど 最終的には、現地調査で床の状態をしっかり確認し、どの塗床材を使うか、下地補修をどの程度行うかを決めるのが重要です。 施工範囲が広ければその分、チーム体制や工程管理が必要となり、費用・工期が変わります。 「どのくらい費用がかかるか具体的に知りたい」「短い工期で仕上げてほしい」とお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。 blog_cta 塗床修繕の業者選びで押さえるポイント 工場や倉庫の床修繕においては、業者選びの良し悪しが仕上がりや寿命に大きく影響します。 塗装技能士や1級施工管理技士など有資格者が在籍するか 食品工場や医療施設など、似た業種の施工実績があるか アフターサポートや保証期間が明確か こうしたポイントをチェックするだけで、失敗リスクを大幅に減らせます。 実際の施工写真や使用塗料のメーカー情報を丁寧に説明してくれる業者であれば、安心して任せられるでしょう。 まとめ:塗床修繕で工場や倉庫の作業環境を一新しましょう! 工場や倉庫の床は、日々の使用で劣化が進みます。 この記事では、塗床修繕がもたらす安全性や作業効率の向上についてお伝えしました。 まとめ 床劣化サイン: ヒビ・剥がれ、滑りやすい床、粉塵、汚れ、ライン消失 塗料・工法選び: エポキシ・ウレタン・MMAの特徴や費用を比較、無足場工法の検討も 費用と工期: 1,130㎡で3週間・550万円〜などの事例あり 業者選び: 資格・実績、アフターサポートが重要 ゆうき総業では、従業員の方々に迷惑をかけないよう、ゴールデンウィークや夏季休暇中に施工を計画するなど、工場や倉庫の稼働を最優先に考えた工事を行っています。 機械、金属、鉄鋼など多くの業界の工場・倉庫修繕実績をもとに、ご依頼の施設に適したご提案をいたします。 仙台を中心とした東北6県(青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県)および首都圏(千葉県、神奈川県、埼玉県、東京都)にて、無料の出張お見積りも実施しています。安全で快適な作業環境への第一歩を、ぜひゆうき総業にご相談ください。

ホテルや旅館の改修で消防設備の改修は義務?同時に必要な修繕とは

ホテルや旅館の経営者様、施設の消防設備は万全でしょうか? 消防法で定められた設備の設置・改修は、お客様の安全を守るために、とても大切なことです。 しかし、消防設備は普段あまり使わないので、 「消防設備って、どんな設備がいるの?」 「消防設備への投資は、本当に必要なのだろうか?費用対効果に見合うのか?」 「消防設備だけでなく、建物全体の老朽化も気になる。」 など、気になる点も多いのではないでしょうか。 そこでこの記事では、ホテル・旅館の消防設備改修について、知っておくべき法律のポイントや必要な設備、そして合わせて大規模修繕を行った方がいい理由を、分かりやすく解説します。 なぜ重要?ホテル・旅館に消防設備改修が必要な理由 まずは、法律を守ること、そして何よりお客様の安全のために、なぜ消防設備改修が大切なのかを具体的にご説明します。 ホテル・旅館の消防設備の設置は「義務」 ホテルや旅館は、消防法で「特定防火対象物」というものに指定されています。 これは、多くの人が利用し、火災が起きた時に人命の危険性が高い施設、ということです。 消防法第17条では、特定防火対象物の関係者(オーナーなど)に対して、消防用設備の設置・維持管理を義務付けています。 具体的には、消火器、スプリンクラー、自動火災報知設備(火災報知器)、誘導灯などを設置する必要があります。 これらの設備は、火災の早期発見はもとより、初期消火からスムーズな避難まで、被害を最小限に抑えるためになくてはならないものです。 第17条 消防用設備等の設置維持義務等 学校、病院、工場、事業場、興行場、百貨店、旅館、飲食店、地下街、複合用途防火対象物その他の防火対象物で政令で定めるものの関係者は、政令で定める消防の用に供する設備、消防用水及び消火活動上必要な施設(以下「消防用設備等」という。)について消火、避難その他の消防の活動のために必要とされる性能を有するように、政令で定める技術上の基準に従って、設置し、及び維持しなければならない。 (消防法第17条より引用) 消防設備の老朽化と法改正に合わせて改修を 消防設備は、使っていてもいなくても、時間の経過とともに老朽化し、性能が落ちてしまいます。 そのため、定期的な点検で何か問題が見つかった時はもちろん、耐用年数に合わせて計画的に改修することが大切です。 また、消防法の改正により、既存設備が新基準を満たさなくなる可能性もあります。 最近では、2024年4月に消防法が改正され、防火規制に関する基準が厳しくなったため、対応が必要となりました。 改修を怠ると、火事が起きた時に被害が大きくなるだけでなく、消防法違反で罰せられたり、損害賠償責任を負ったりする可能性もあります。 最悪の場合は、営業停止になることもあります。 なので、ホテルや旅館の運営にとって、消防設備の改修は、決して後回しにできないことなのです。 ホテル・旅館に必要な消防設備と改修ポイント ホテル・旅館に設置が義務付けられている消防設備は、大きく分けて「消火設備」「警報設備」「避難設備」「消防活動用設備」の4つがあります。 消火設備 消火器、スプリンクラー、屋内消火栓など、火災が起きた時に、初期消火をするための設備です。それぞれの場所に合った設備を選び、定期的な点検で古くなった設備を新しくすることが重要です。 警報設備 自動火災報知設備、非常ベル、放送システムなど、火災を早期に感知し、すぐに警報を発するための設備です。誤作動を防ぐため、設置場所や感知器の種類の見直しも検討が必要です。 避難設備 避難はしご、誘導灯、避難口誘導標識など、火災発生時に安全な避難経路を確保するための設備です。特に、停電時にも点灯する非常電源付き誘導灯など、安全・安心な避難環境の整備が求められます。 消防活動用設備 排煙設備、連結送水管、非常コンセントなど、消防隊の活動を支援するための設備です。これらの設備は、火災発生時の被害拡大を防止するため、確実な機能維持が求められます。   ホテル・旅館では、これら4つの消防設備を常に万全な状態にしておく必要があります。 定期的な点検は欠かさず、特に消防法が改正された場合は、新しい基準に適合しているか確認し、必要であれば速やかに改修を行いましょう。 消防設備は専門業者に依頼が必要 消防設備の設置や改修には、専門的な知識と技術が必要です。 消防法や建築基準法などで細かく定められているため、適切な設備を正しく設置・改修するには、「消防設備士」という国家資格を持つ専門業者に依頼する必要があります。 建物の構造や用途、利用人数などに合わせて、最適な消防設備を提案・設置してくれます。 改修工事は必ず専門業者に依頼し、法律を守り、安全を最優先に考えた計画を立ててもらいましょう。 また、改修工事後も、消防設備士による定期的な点検とメンテナンスを徹底しましょう。 同時に老朽化対策の改修・修繕が必須!その理由とは? 現代の宿泊業界は、新規ホテルやリブランドが次々と実施され、競争が激化しています。 お客様は、常に最新かつ快適な設備を求めており、部分的な改善だけではもはや選ばれる施設にはなりません。 消防設備の改修はもちろん重要ですが、それと同時に施設全体の老朽化対策は、現在の宿泊業界の背景を考えるともはや必須と言えます。 実際に、消防設備だけでなく、建物全体の老朽化対策も同時に行うと、多くのメリットがあります。 コスト削減 大規模修繕と消防設備改修を同時に行う最大のメリットは、コスト削減です。足場設置、仮設工事、養生、清掃、現場管理など、共通して発生する費用を大幅に削減できます。個別に工事を行う場合に比べ、総費用を10%~20%程度抑えられるケースも珍しくありません。 耐震性能の向上 求められるのは防火基準だけでなく、耐震基準もクリアしなくてはいけません。最新の耐震基準に対応した改修を同時に行うことで、地震などの災害に対する安全性を大幅に向上。人命と建物を守ります。 資産価値の向上 消防設備だけでなく、外壁、屋上防水などもまとめて改修することで、建物全体の美観・機能性が向上。建物の寿命を延ばし、資産価値を維持します。 顧客満足度のアップ 内装リニューアルや最新設備導入も同時に行えば、より快適な空間を提供でき、リピーター獲得・新規顧客開拓に貢献。競争力も強化します。 災害時の安心感 耐震補強や非常用設備も整備することで、災害時には地域の安全拠点としての役割も。地域貢献とホテルの信頼性向上につながります。 ゆうき総業なら、大規模修繕のプロとしてトータルサポート ゆうき総業は、ホテル・旅館の大規模修繕・改修工事で豊富な実績を持つ専門業者です。 大規模修繕のプロとして、以下の工事を得意としています。 外壁塗装工事: 建物の美観を保ち、寿命を延ばします。 防水工事: 雨漏りを防ぎ、建物の構造体を守ります。 左官工事: 内外装の壁を美しく仕上げます。 内装リノベーション: 客室や共用スペースを快適で魅力的な空間に生まれ変わらせます。 もちろん、消防設備に関してもご相談ください。 内装から外装まで、幅広い工事を自社で完結 ゆうき総業は、塗装、防水、左官、内装リフォームなど、建物の内装から外装まで、幅広い工事を自社施工で行います。 専門の職人チームが、客室内の木部塗装から聚楽壁(じゅらくへき)の塗り替えまで、細部にわたって丁寧に仕上げます。 下請け業者を使わないため、品質管理を徹底し、お客様のご要望にも柔軟に対応。工期の短縮も実現します。 トラブル時も安心!「お抱え業者」としてスピーディーな対応 ゆうき総業は、ホテル・旅館の設備や内装を熟知した「お抱え業者」として、万が一のトラブルにも、スピーディーに対応します。 「壁のタイルが剥がれた」「雨漏りが発生した」など、緊急を要する修理も、使用材料を在庫管理しているため、すぐに対応可能です。 無足場工法で、営業しながらの工事も可能 ゆうき総業が得意とする無足場工法は、足場を組まずにゴンドラや高所作業車で作業を行うため、ホテル・旅館の営業を妨げません。 お客様は、いつもと変わらず窓からの景色を楽しめ、ホテル・旅館の美観も損ないません。 足場を組む費用や時間も削減できるため、コストと工期を抑えたいお客様にもおすすめです。 また、他社では実現できない、足場を組むことが出来ないような難工事にも対応可能です。   ホテル・旅館の消防設備工事は改修工事と一緒に検討を! ここまでご説明してきたように、ホテル・旅館の消防設備改修は、法令遵守やお客様の安全確保のため「義務」であることはもちろんですが、「老朽化対策の一部」です。 消防設備改修だけでなく、耐震工事など他の老朽化対策のための改修工事も同時に検討しましょう。 同時に行うことで、以下の様なメリットが得られます。 コスト削減 耐震性能の向上 資産価値の向上 顧客満足度のアップ 災害時の安心感   「ゆうき総業」は、ホテル・旅館の大規模修繕・改修で豊富な実績を持つ、専門業者です。 国家資格を有する専門性の高い職人が多数在籍 内装から外装まで、大規模修繕を一貫して対応可能 「無足場工法」により、ホテルの景観を損ねず、営業への影響も最小限に 東北6県(青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県)で、ホテルや旅館の大規模改修・修繕でお悩みの際は、ぜひゆうき総業にご相談ください。 >>>ホテル・旅館のオーナー向けページ

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