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結城 伸太郎

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外観が見えない…!大規模修繕でよくある「景観トラブル」のお話 | 大規模修繕

外観が見えない…!大規模修繕でよくある「景観トラブル」のお話

特にマンションの大規模修繕では、足場設置や外壁塗装などにより、マンションの景観(外観)が一時的に変化します。 本記事では、大規模修繕で起こりがちな景観トラブルとその対策について解説していきます。 大規模修繕では「景観(外観)」が損なわれがち…その理由は? 大規模修繕中に景観が損なわれてしまう理由としては、工期中にマンション全体を足場や防音ネットで覆ってしまうことが大きな理由です。 これらの構造物は、作業員の安全確保や周辺環境への配慮のために必要不可欠です。 足場は作業員が安全に移動できるスペースになりますし、防音ネットは騒音・粉塵の飛散を抑制し、近隣住民への影響を最小限に抑える役割があります。 しかし、これらの保護材によってマンションの外観が完全に覆われてしまうため、建物本来の姿が見えなくなってしまうのです。 景観(外観)が隠れると何がいけないの? 1. 「意図したデザインになっているか?」を確認しづらい 大規模修繕工事中に景観が損なわれる理由の一つが「工期中の仕上がりの確認が難しいこと」です。 先ほどもお話した通り、工事中は足場や養生シートなどで建物の外観が覆われることが多く、最終的な仕上がりを正確に把握することが難しくなります。 そのため工事完了後に、「外壁の色彩・質感が思ったイメージと違う…」といった、意図しないデザインに気づき遅れるケースが稀にあるのです。 2. 入居検討者に「物件価値」を伝えづらい 足場や養生シートで覆われるということは、建物本来の姿が“一時的に隠れてしまう”ということ。 特に入居先を検討している方というのは、随時通りかかるマンションをチェックする傾向にあるので、修繕期間中はその「物件価値」を伝えられなくなってしまうというわけです。 景観トラブルを防ぎつつ、大規模修繕は行えないのか? 上記のように、大規模修繕では少なからず景観トラブルが起こってしまいがちですが、業者の「施工方法」によってはトラブルを回避できるのもまた事実。 ここからは景観トラブルを防ぎつつ、大規模修繕を行う2つの方法について詳しく解説していきます! 【方法1】“外観シミュレーション”で、ざっくりイメージを掴んでおく まずは事前に「外観シミュレーション」を活用する方法。 これは、コンピューターグラフィックスを用いて修繕後のマンションの外観を視覚化する手法です。 外観シミュレーションを利用することで、工事前に修繕後の姿をリアルに再現できますし、マンションオーナーの皆様も、工事が始まる前に「改修後のイメージ」をより具体的に把握できます。 また周辺環境との調和や街並みへの影響も事前に確認できますので、完成後に「イメージと違うんだけど…」というトラブルを回避できるわけです。 【方法2】「足場設置・撤去」を部分的に進めてもらう(工期中の見える化) もし可能であれば、「足場設置・撤去を“部分的”に進めてもらう」というのもいいでしょう。 基本的に工事中は、建物全体を一度に足場で覆ってしまうため、長期間にわたって外観が見えなくなってしまいます。 ただもし部分的にでも外観をチェックできるようであれば、「完全に終わってからチェックする」よりも、施工後の相違を防げますし、入居検討者にもデザインを見せることができるわけです。 ただし実際問題、足場を部分的にかけるのは難しいものですので、修繕内容を踏まえて業者の方に「部分的に確認する方法はありますか?」と確認すると良いでしょう。 足場隠れのない“無足場工法”なら、景観トラブルをまるっと解決! 本記事では、大規模修繕における「景観・外観トラブル」について紹介しましたが、結論、景観トラブルが起こってしまう大きな要因は「足場・ネットで見えなくなること」です。 当社では足場をかけない「無足場工法」を活用することで、常に外観を確認いただけるのはもちろん、マンションの景観を損なわず作業を実施しています。 また足場の設置&撤去作業もないため、工期全体も短縮できるというわけです。 ゆうき総業株式会社は、これまで【6,000件】以上の施工実績をもとに、外壁・屋根工事はもちろん、内装・設備工事まで、幅広い工事をトータルでお引き受けしています。 宮城・仙台を拠点に、東北全域から首都圏まで事業を広げてきました。お客様のご要望をしっかり聞き取り、最適な提案と施工で、建物の見た目と機能性を向上させ、長持ちさせるお手伝いをします。 大規模改修・修繕工事でお悩みの際は、ぜひゆうき総業株式会社にご相談ください。 >大規模修繕のご依頼・無料相談はこちらから! 大規模修繕で起こりうるその他のトラブルについては、下記記事で解説していますので、あわせてご覧ください!

工場修繕で取り入れるべき遮熱対策!その効果とよく選ばれる方法とは? | 屋上工事

工場修繕で取り入れるべき遮熱対策!その効果とよく選ばれる方法とは?

夏場の猛暑が続く中、工場内の温度上昇は大きな課題です。特に大型の工場では、屋根や壁が熱をため込み、内部の温度が45℃から50℃に達することもあります。このような環境は従業員にとっては非常に過酷で、熱中症のリスクが高まるだけでなく、冷房設備への負担も増え、光熱費の上昇を招きます。 こうした問題を解決するのが遮熱対策です。特に、大規模修繕のタイミングで遮熱塗装を取り入れることで、省エネ効果や作業環境の改善といったメリットを得られます。 この記事では、工場の遮熱対策の必要性から具体的な方法、費用の目安、成功事例まで詳しく解説します。この記事を読めば、「なぜ遮熱対策が工場の修繕に欠かせないのか」を理解していただけるでしょう。 もはや工場の遮熱対策は必須と言える理由とは? 工場が夏場に高温になるのは、金属製の屋根や壁が日光を直接吸収しやすいからです。この熱が建物内にたまり、外気温が35℃でも内部は40℃以上になることがあります。 また、生産機械からも熱が出るため、さらに室内の温度が上がります。このような高温環境では、次のような問題が発生します。 熱中症のリスクが高まる 高温環境では熱中症のリスクが大幅に高まります。作業中に集中力が低下したり、体調を崩すこともあります。これにより、安全性が低下し、作業効率も悪化します。 冷房コストが増加する 工場内を快適に保つために冷房設備をフル稼働させると、電力消費が急増します。特に広い工場では、これが毎月の光熱費に大きく影響し、経営コストの負担となります。 設備や製品にとっても悪影響 高温が続くと、機械設備の稼働に支障をきたしたり、故障のリスクが高まります。また、温度管理が必要な製品では、品質の問題が起きることもあります。 こうした理由から、遮熱対策は現代の工場運営に欠かせない対策といえます。 次に、具体的な遮熱対策について見ていきましょう。 遮熱対策の種類:工場でよく使われる方法とは? 工場の遮熱対策にはいくつかの方法があり、それぞれに特徴があります。以下の表で、代表的な遮熱対策「遮熱塗装」「屋根材の交換」「遮熱シート」の3つを比較してみましょう。 代表的な3つの遮熱対策とその違いを比較 方法 主な特徴 メリット デメリット 適している状況 遮熱シート 屋根表面や建物外側に取り付け、日光を反射する 屋根表面温度を大幅に低下 即効性が高い 耐久性が低く定期的なメンテナンスが必要 外観を損なう可能性 既存の建物に簡易的に遮熱対策を施したい場合 屋根材の交換 遮熱性の高い屋根材に交換 断熱と遮熱を同時に実現 建物全体の耐久性を向上 大規模工事が必要 高コストがかかる 老朽化した屋根のリニューアル 断熱と遮熱を同時に達成したい場合 遮熱塗装 屋根や壁の表面に塗布して日光を反射する 施工が簡単で短期間で完了 初期コストが低い 金属屋根との相性が良い 遮熱シートや屋根材交換より効果が限定的 数年で再塗装が必要 施工環境によって効果が変動 金属屋根が多い建物 工期や予算を抑えたい場合   遮熱シートは設置が簡単で、すぐに効果が出るため、既存の建物に手軽に遮熱対策をしたい場合に向いています。ただし、耐久性が低く、定期的なメンテナンスが必要だったり、外観に影響が出る可能性もあります。 屋根材の交換は、遮熱効果と断熱効果の両方を得られるため、老朽化した屋根を改修する際に最適です。しかし、大規模な工事が必要で、初期費用や工期の確保が必要です。 遮熱塗装は施工が簡単で短期間で終わり、コストパフォーマンスにも優れています。特に金属屋根を持つ工場に適しており、予算や工期を抑えたい場合には最適です。ただし、断熱効果は期待できないため、必要に応じて他の対策を併用するのが良いでしょう。 「遮熱塗装」がよく選ばれる理由 その中でも遮熱塗装は、多くの工場で採用される人気の方法です。理由は以下の通りです。 特に「金属屋根」は遮熱塗装が施工しやすい 金属屋根は表面が平滑で遮熱塗料を均一に塗布しやすく、遮熱効果を効率的に発揮できます。また、施工が簡単で工期が短いため、稼働中の工場でも導入しやすい点が魅力です。 断熱材を併用しづらい環境では遮熱塗装が特に有効 金属屋根の構造上、内部に断熱材を設置するスペースが限られている場合があります。この場合、建物外側に直接施工する遮熱塗装が最適です。 コストパフォーマンスが良い 遮熱塗装は初期投資が低く、施工も短期間で完了するため、費用対効果が高い点が特長です。省エネ効果による冷房費削減が実感しやすく、早期に投資回収が見込めるため、限られた予算で効果を得たい工場に特に適しています。 省エネ効果が実証されており信頼性が高い 遮熱塗装は温度上昇の抑制効果が多くのデータで示されており、工場内の環境改善や冷房費削減に有効な手段として広く支持されています。 メンテナンスが計画的に行いやすい 再塗装のタイミングが予測可能で、長期運営計画に組み込みやすい点も、遮熱塗装が選ばれる理由の一つです。 こういった特長により、遮熱塗装は「大規模修繕の遮熱対策」として、多くの工場で採用されているのです。 遮熱と断熱の違いとは?工場での断熱材の役割 ちなみに、「遮熱」と「断熱」は似たような目的で語られることが多いですが、その仕組みや効果には明確な違いがあります。 遮熱とは、太陽光を反射して屋根や壁の表面温度を下げ、建物内への熱の侵入を防ぐ方法。特に夏場の冷房コスト削減や作業環境改善に効果的です。 一方で、断熱は、熱の伝導を抑えて、建物内外の温度差を管理する方法。遮熱に比べて保温効果が高く、冬場の暖房効率向上にも寄与します。 つまり、 遮熱は、熱を反射して室内に入る熱量を減少させること 断熱は、熱の移動を防ぎ、室内の温度を維持すること ということが目的になります。 工場での断熱材の活用としては、断熱材は遮熱対策とは異なり、年間を通じて快適な室内環境を保つための補完的な手法として活用されます。 遮熱と断熱を組み合わせることで、夏場・冬場の両方に対応した省エネ効果が得られます。 冷房や暖房の使用量を削減し、電力消費を抑えたい場合に特に有効です。 工場の遮熱塗装による効果 前述のとおり、遮熱塗装は工場内の温度を効果的に下げ、省エネや作業環境の改善に貢献する対策として広く活用されています。以下では、遮熱塗装によって得られる主な効果をご紹介します。 室内温度の低下 遮熱塗料を屋根や外壁に塗布することで、太陽光の反射率が高まり、建物内部への熱の侵入を抑制します。これにより、室内温度が外気温よりも2〜5℃低くなることが一般的です。 冷房コストの削減 室内温度の低下に伴い、空調設備の稼働時間や負荷が減少します。その結果、冷房にかかる電力消費が削減され、電気代の節約につながります。 建物の劣化防止 遮熱塗料は紫外線や雨風から建物を保護し、屋根や外壁の劣化を防ぐ効果もあります。これにより、建物の耐久性が向上し、メンテナンスコストの削減が期待できます。 遮熱塗装を選ぶ際のポイントとゆうき総業が選ばれる理由 実際に遮熱工事を検討する場合は、以下のポイントを参考に、最適な業者を選びましょう。 実績や信頼性を確認する:安定した経営基盤や実績豊富な業者は、長期的なサポートやトラブル対応力が期待できます。特に大型施設での施工経験が判断材料となります。 高品質な塗料や施工方法を採用しているか:遮熱効果は使用する塗料の性能や施工技術に大きく影響されます。 見積もりが明確で信頼できるか:工事費用や工程が透明で、信頼感のある業者を選びましょう。 ゆうき総業は、工場や倉庫に特化した遮熱塗装で高い評価を得ています。その理由は、工場特有の環境や課題に的確に応える技術力とサービス力にあります。以下に、ゆうき総業ならではの強みをご紹介します。 1. 高所作業や複雑な構造でも安心の「無足場工法」 工場の屋根や外壁は、複雑な構造や高所での作業が求められる場合が多く、通常の足場を組むことが難しいケースもあります。ゆうき総業では、ゴンドラや高所作業車を活用した無足場工法を採用。これにより、足場費用を削減しつつ、工場の稼働を妨げないスムーズな施工を実現します。 2. 高品質な遮熱塗料「ガイナ塗料」の採用 工場の遮熱塗装では、塗料の性能が特に重要です。ゆうき総業では、断熱・遮熱効果に優れた「ガイナ塗料」を使用しています。 3. 高度な専門性と豊富な経験による提案力 ゆうき総業は、多くの業界で工場や倉庫の改修・修繕を成功させてきた実績を持ち、大規模修繕の専門家として、その「提案力」に多数のご依頼をいただいております。 機械、金属、鉄鋼といった温度管理が重要な業界を中心に、施設ごとに異なる課題に対応。現地調査を通じて、施設特有の状況に応じた最適な改修・修繕プランをご提案します。 また、元請けとしての安全管理、工程管理、品質管理を徹底しており、施工中も安心してお任せいただけます。施設の運営を妨げることなく、高品質な仕上がりを提供します。 遮熱塗装で工場の環境を根本から改善しましょう 工場や倉庫の屋根に遮熱塗装を施すことは、温度管理の改善、省エネ効果、作業環境の向上など、多くのメリットをもたらします。長期的な視点を考えれば、取り組まないメリットはないと言えます。 特にゆうき総業の遮熱塗装は、無足場工法や高性能な「ガイナ塗料」の採用、そして豊富な施工実績と専門性に支えられ、工場特有の課題に的確に対応できる強みがあります。 ゆうき総業は、仙台を拠点に東北6県(青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県)および首都圏(千葉県、神奈川県、埼玉県、東京都)にて無料出張お見積りを実施しています。 遮熱塗装についてご相談の際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

外壁タイルの防水が必要な理由|タイルはメンテナンスフリーではない? | タイル修繕

外壁タイルの防水が必要な理由|タイルはメンテナンスフリーではない?

外壁タイルに防水が必要な理由 外壁タイルは耐候性、耐傷性、耐水性に優れた素材ですが、約10年に一度はメンテナンスが必要です。その理由は以下の通りです。 1. モルタルの目地や下地の劣化 湿式工法では、モルタルが硬化することで伸縮への追従性がなくなり、目地にひびや割れが発生しやすくなります。これがタイルの浮きや剥がれ、雨漏りにつながります。 2. 目地のコーキングの劣化 タイル目地のコーキングは、紫外線や雨風、温度差により3〜7年程度で劣化し、ひびや亀裂、裂けが発生します。コーキングの劣化は、建物の耐久性低下や雨漏りの原因となります。 3. タイルの浮きや剥がれ 昼夜の寒暖差や雨風により、タイルの付着力が低下し、浮きや剥がれが発生します。寒冷地では、浸入した水分の凍結・融解により、さらに剥がれが進行します。 4. タイル自体のひびや割れ 外部からの強い衝撃により、タイル自体にひびや割れ、欠けが生じることがあります。損傷部分から水分が浸入し、タイルの剥がれにつながります。 タイル目地や下地を水の浸入から守り、防水効果を持続させることで、長期的なメンテナンスコストの削減につながります。 タイル壁はメンテナンス不要といわれる理由 タイル壁は、その高い耐久性と汚れにくさから、メンテナンスフリーと言われることがあります。その理由は以下の通りです。 1. タイルは無機物であるため耐候性に優れている タイルは、土や石、砂といった自然素材を高温で焼き成形した無機質の外壁材です。無機物は劣化することなく自然界に存在し続けることができるため、タイル自体も紫外線や雨風の影響を受けにくく、変色や劣化を起こしにくい特性を持っています。 2. 高温で焼き固められたタイルは耐傷性が高い タイルは約1300度の高温で焼き固められるため、非常に固い素材となっています。通常の電動ドリルのビットでは穴があけられないほどの硬さを持ち、砂やほこりといった外的要因による傷つきを防ぐ優れた耐傷性を有しています。 3. JIS規格で高耐水性が証明されている タイルはJIS規格により、吸水率によってⅠ類(3.0%以下)、Ⅱ類(10.0%以下)、Ⅲ類(50.0%以下)に分類されます。外壁材に使用されるタイルはⅠ類とⅡ類であり、非常に低い吸水率を示します。このため、タイル自体が吸水することによる雨漏りのリスクや、凍害による劣化の心配がありません。 4. タイルの耐用年数は40年以上 日本の住宅の平均寿命は約27年と言われていますが、サイディングやモルタルなどの外壁材の耐用年数は約10年ごとに外壁塗装を行って30年程度です。一方、タイルは素材自体が強く、耐用年数は40年以上と言われています。この高い耐久性から、外壁タイルはメンテナンスフリーと称されることがあるのです。 ただし、タイル壁がメンテナンス不要というわけではありません。タイルの目地部分のコーキングや下地のモルタルは劣化するため、定期的な点検と補修が必要です。また、タイル自体に損傷があった場合は、適切に交換する必要があります。タイル壁の長期的な美観と性能を維持するためには、適切なメンテナンスが欠かせません。 外壁タイルの防水方法 撥水材の塗布:外壁タイルに撥水材を塗布することで、水を弾き、目地からの水の浸入を防ぐことができます。ただし、撥水材の効果は水が留まりにくくなるだけで、台風や大雨などの高い水圧には対応できない場合があります。 防水材の塗布:アクリル系の防水材を外壁タイルに塗布することで、高い防水効果が得られます。防水材の塗膜でタイルと目地が覆われ、水の浸入を確実に防ぐことができます。防水材は「水を通さない」という点が重要なポイントです。 剥落防止材の塗布:剥落防止材を外壁タイルに塗布することで、タイルの剥がれ落ちを防止できます。剥落防止材に含まれるウレタンが防水効果を持っているため、防水と剥落防止の両方の効果が得られます。ウレタンは耐久性も高いため、長期的な効果が期待できます。 シートによる外壁の覆い(シート工法):外壁タイルの上から、リアルな石調を再現したなシートを貼り付けて、外壁全体を覆う方法もあります。この方法では、雨水だけでなく、紫外線や乾燥など様々な外的要因から外壁を保護することができます。ただし、この方法では外装がタイル張りではなくなってしまいます。 外壁タイルの防水工事は、タイルの美観を維持しつつ、建物の長寿命化を図るために重要です。定期的な点検とメンテナンスを行うことで、外壁タイルの性能を長期間維持することができます。外壁タイルの防水工事は、専門的な知識と技術が必要とされるため、経験豊富な施工業者に依頼することをお勧めします。 外壁タイルの防水の手順 タイル壁の点検:防水工事を始める前に、壁面の状態を入念に点検します。タイルのひび割れや欠損、目地の劣化などがないかを確認し、必要に応じて補修を行います。 タイルの洗浄:タイル表面の汚れや付着物を取り除くために、高圧洗浄機やタイル専用の洗剤を使って洗浄します。洗浄後は、タイル表面を完全に乾燥させます。 下地処理:タイルの下地が健全であることを確認し、必要に応じて補修や補強を行います。下地の平坦性を確保し、クラックや欠けがある場合はシーリング処理を施します。 防水材の選定と塗布:使用する防水材を選定し、タイル壁に塗布していきます。一般的な手順は以下の通りです。 プライマー(下塗り)の塗布 タイルと防水材の密着性を高めるために、プライマーを塗布します。  防水材(中塗り)の塗布 選定した防水材を、ローラーやハケを使って2回重ね塗りします。均一な塗膜を形成するように注意します。  トップコート(上塗り)の塗布 防水材の上に、保護用のトップコートを2回重ね塗りします。トップコートには、光沢の有無などの仕上がりの選択肢があります。 検査と確認:防水工事が完了したら、塗布面の状態を入念に検査します。塗膜の厚さや均一性、仕上がりの美観などを確認し、必要に応じて手直しを行います。 外壁タイルの防水工事は、建物の耐久性と美観を左右する重要な工程です。専門的な知識と技術が必要とされるため、経験豊富な施工業者に依頼することをお勧めします。定期的な点検とメンテナンスを行うことで、外壁タイルの長期的な性能を維持することができます。 外壁タイル防水工事の注意点 1. 専門業者への相談と適切な防水材・工法の選択 外壁タイルの防水工事は、専門的な知識と技術が必要とされる作業です。防水材の選定や施工方法については、経験豊富な専門業者に相談し、建物の状況に合わせた最適な提案を受けることが重要です。信頼できる業者を選ぶことで、工事の品質と保証を確保できます。 2. 下地の入念な点検と補修 防水工事を行う前に、タイルの下地の状態を入念に点検する必要があります。下地にひび割れや欠損がある場合は、適切に補修を行ってから防水工事を進めます。下地の不備は、防水性能の低下や工事後の不具合につながる可能性があるため、慎重に対処することが求められます。 3. 目地部分の処理 タイルの目地は、水の浸入経路となりやすい部分です。防水工事の際には、目地部分の清掃と補修を十分に行う必要があります。古い目地材を完全に除去し、新しい目地材を適切に充填することで、目地からの水の浸入を防ぐことができます。 4. 防水材の均一な塗布と十分な乾燥時間の確保 防水材を塗布する際は、均一な塗膜を形成するように注意が必要です。ムラのない塗布を心がけ、特に角や継ぎ目などの部分は入念に施工します。また、防水材の乾燥時間を十分に確保することが重要です。気温や湿度などの環境条件に応じて、適切な乾燥時間を設けることで、防水性能の発揮と塗膜の定着を図ります。 5. 定期的な点検とメンテナンス 防水工事後も、定期的な点検とメンテナンスを行うことが大切です。外壁タイルは、風雨や紫外線などの外的要因によって劣化が進行します。定期的に外壁の状態を確認し、タイルの欠損やひび割れ、目地の劣化などを早期に発見・補修することで、防水性能の維持と建物の長寿命化につなげることができます。 6. 適切な施工時期の選定 外壁タイルの防水工事は、気象条件の安定した時期に行うことが望ましいです。雨天時や湿度の高い時期は避け、乾燥した天候の下で施工するようにします。適切な施工時期を選ぶことで、防水材の性能を最大限に発揮させ、工事の品質を確保することができます。 防水工事に使用する浸透性撥水剤とは? 浸透性撥水剤は、主にモルタルやコンクリートの表層に浸透し、空隙を埋めることで緻密な「吸水防止層」を形成する材料です。コンクリートやモルタルは、拡大して見ると細かな隙間があり、そこから水が浸透することで凍結によるクラックや、内部からの白華(エフロレッセンス)の発生などの問題が起こります。 浸透性撥水剤は、これらの隙間に入り込み、内部の密度を高めることで、表面からの水の侵入を防ぐ働きをします。主な用途としては、コンクリート打ちっぱなし面に多く使用されますが、タイル面の保護にも使用されることがあります。 ただし、浸透性撥水剤はクラックを埋めることはできません。新築時や外壁タイルが傷む前に施工することで、目地のモルタルの劣化を防ぐ効果は期待できますが、クラックが発生した後では、隙間を埋めるには不十分です。浸透性撥水剤は、非常に細かい隙間で効果を発揮するため、ミリ単位の隙間を埋めることは困難です。 外壁タイルへの浸透性撥水剤の施工は、軽度な保護的な用途として使用されます。タイル自体は高温で焼き固められているため、水の浸入はほとんどありませんが、目地部分とタイル表面全体に塗布することで、不要な水溜まりを防ぐ効果があります。また、目に見えないようなミクロな亀裂に浸透することで、軽度な破損による水の浸入を防ぐこともできます。 しかし、外壁タイルの本格的な防水対策としては、浸透性撥水剤だけでは不十分な場合があります。外壁タイルの状態に合わせて、適切な防水工事の方法を選択することが重要です。

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【オーナー必見】大規模修繕の近隣トラブル&解決方法をプロが解説!

マンションの大規模修繕では居住者だけでなく、近隣住民への負担も心配されます。 本記事では、大規模修繕で起こりうる近隣トラブルとその対策についてご紹介します! 大規模修繕で起こりがちな「3つ」の近隣トラブル 大規模修繕工事は建物の維持に欠かせませんが、同時に近隣との関係に影響を与える可能性もあります。 工事期間中に発生しやすい3つの主要なトラブルについて、その概要と対策をご紹介します。 トラブル①:工事の「騒音・振動」によるクレーム 大規模修繕工事で最も頻繁に問題となるのが、騒音と振動です。 足場の設置や解体時の金属音、電動工具の使用音、コンクリート穿孔時の振動などが、居住者だけでなく近隣住民の生活に影響を与えることがあります。 騒音トラブルの原因と対処法については、下記記事で詳しく解説していますので併せてご覧ください! トラブル②:近隣のご家庭まで粉塵が舞う 外壁塗装や防水工事に伴う強い臭いや粉塵も、しばしば苦情の対象となります。 塗料やシーリング材の臭い、サンディングや研磨作業による粉塵、洗浄作業時の水しぶきなどは近隣住宅まで影響し、窓を開けられなくしたり、洗濯物を外に干せなくしたりと、日常生活に直接的な影響を及ぼすことがあります。 トラブル③:工事車両が通行妨害になるケースも… これは「工事」全般で起こりがちなトラブルです。 大規模修繕工事では、資材の搬入出や作業車両の駐車のため、一時的に近隣道路を使用するため、工事車両による交通渋滞や通行障害、路上駐車による近隣住民とのトラブルになることも。 業者側が公道利用に配慮することが重要ですが、ごく稀に「狭い・通りづらい」といった声をいただくケースが発生してしまいます。 トラブルを防ぐための事前対策は? トラブルを防ぐために、マンションオーナー(施主)の皆様は、工事の事前告知を行うようにしましょう。 少なくとも工事開始の1〜2ヶ月前には、居住者や近隣住民に対して工事の概要、期間、予想される騒音や振動などの影響について、文書の配布、掲示板への掲示など、複数の手段を用いて情報を周知することが望ましいです。 一方、私たち「施工業者」としては、以下の点に特に注意を払っています。 【騒音・振動の低減】防音シートなどを使用し、騒音・振動対策を徹底します。特に早朝や夜間の作業は避け、休日作業が必要な場合は事前に十分な説明を行います。 【粉塵対策】養生シートの使用や散水など、粉塵の飛散を最小限に抑える対策を徹底します。 【交通安全と駐車場の確保】工事車両の出入りによる交通障害を防ぐため、誘導員を配置し、適切な駐車スペースを確保します。 【定期的な情報提供】工事の進捗状況や今後の予定について、定期的に情報を提供し、透明性を確保します。 【緊急時の対応体制】事故や災害時の対応マニュアルを整備し、迅速かつ適切な対応ができるよう準備します。 【環境への配慮】廃棄物の適切な処理や、可能な限りの再利用・リサイクルを心がけます。 これらの取り組みを通じて、私たち施工業者は、マンションオーナーと協力しながら、居住者や近隣住民の皆様の理解と協力を得つつ、円滑に工事を進めることを目指しています。大規模修繕は建物の価値を維持・向上させる重要な工事であり、同時に地域社会との良好な関係を保つことも私たちの重要な責務だと考えています。 まとめ 大規模修繕では住居者だけでなく、近隣にお住まいの方にも配慮しなければなりません。 本記事でも解説した通り、マンションオーナー様の協力はもちろん、施工業者も近隣とのコミュニケーションを取ることが不可欠なのです。 ゆうき総業株式会社は、これまで【6,000件】を超える施行実績をもとに、お客様に安心いただけるマンション大規模修繕をお受けしています。 外壁・屋根工事はもちろん、内装・設備工事まで、幅広い工事をトータルでお引き受けしています。 宮城・仙台を拠点に、東北全域から首都圏まで事業を広げてきました。お客様のご要望をしっかり聞き取り、最適な提案と施工で、建物の見た目と機能性を向上させ、長持ちさせるお手伝いをします。大規模改修・修繕工事でお悩みの際は、ぜひゆうき総業株式会社にご相談ください。 >無料相談はこちらから 「住居者の方とのトラブル」については、こちらの記事で詳しく解説していますので併せてご覧ください!

【ホテル・旅館向け】集客を最大化する戦略的「大規模改修」とは? | 大規模修繕

【ホテル・旅館向け】集客を最大化する戦略的「大規模改修」とは?

施設の老朽化が進む中、安全性や快適性を保ち、資産価値を維持することは、ホテルや旅館にとって欠かせない課題です。しかし、大規模改修や修繕工事を計画する際には、工事のタイミングや費用、営業中の対応策など、クリアすべきポイントが多くありますよね。 そこでこの記事では、他ではまだ語られていない、集客力向上に直結する【戦略的な大規模改修】の考え方を初公開いたします。 宿泊業界の最新トレンドを踏まえ、老朽化したホテル・旅館に大規模改修がなぜ今必要なのか、その理由を深掘りします。 さらに、競争が激化する市場で勝ち抜くための戦略的な改修ポイント、最適な実施タイミング、そして弊社独自の改修方法まで、ホテル・旅館の大規模改修を成功に導くための「すべて」を徹底解説いたします。 ホテル・旅館の大規模改修の目的は?どんなことをする? ホテルや旅館の大規模改修とは、建物全体にわたる工事のことで、単に古くなった部分を直すだけでなく、安全性や快適性を向上させ、お客様に選ばれる施設へと再生するために行われます。 (ちなみに、「修繕」は、劣化した建物や設備を元の状態へ回復させる工事のことを言います。) 一般的に、以下のような工事内容が挙げられます。 工事の種類 目的 具体例 外装工事 建物の老朽化を防ぎ、安全性と外観の美しさを維持する 外壁のひび割れ補修、防水工事、屋根の修繕 設備更新 快適な環境を維持し、設備故障やトラブルを未然に防ぐ 老朽化した空調の交換、給排水設備や電気配線の更新 耐震補強工事 地震による建物の崩壊リスクを軽減し、災害時の安全性を高める 耐震診断をもとにした建物の構造補強工事 バリアフリー対応 高齢者や車椅子利用者にも優しい施設として、利便性と快適性を向上させる エレベーターの設置、段差の解消、手すりの取り付け エネルギー効率改善 光熱費削減と環境負荷軽減を両立し、持続可能な運営を実現する LED照明の導入、高効率な空調システムや省エネ給湯設備の設置 内装リニューアル 空間のデザイン性を高め、顧客満足度とリピーター率を向上させる 客室やロビーの壁紙・床材の張り替え、家具や設備の更新、新しい内装デザインの導入 大規模改修や修繕は、施設全体の機能性や安全性を高めると同時に、顧客満足度の向上や運営コストの削減にもつながります。具体的な工事内容を明確にし、計画的に進めることで、施設の魅力を大幅にアップさせることができるのです。 ホテルや旅館に大規模改修が求められる理由と背景とは? ホテルや旅館は、施設としての魅力や安全性を維持するために、定期的な大規模改修が不可欠です。特に近年、建物の老朽化や法的要件の変更、そしてお客様のニーズの多様化により、改修の必要性がさらに高まっています。 それぞれについて、詳しく見ていきましょう。 1. 建物の老朽化や設備の劣化が与える影響 老朽化が進んだ施設は、見た目や機能性の面で新しいホテルに劣り、顧客満足度に直接的な影響を及ぼします。 外観や内装の老朽化:外壁の汚れや塗装の剥がれ、古びたデザインの内装は、施設の魅力を損なう要因となり、顧客に「時代遅れ」という印象を与えることがあります。 設備の劣化による不便さ:エアコンや給排水設備などのトラブルは、宿泊者の快適な滞在を阻害し、施設の評価を低下させる一因となります。 競争力の低下:新しい設備やデザインを備えた施設が増える中、老朽化したホテルは顧客の選択肢から外れやすくなります。 これらの問題に対処するためには、大規模改修による抜本的な改善が欠かせません。 2. インバウンド需要の増加とお客様ニーズの変化 インバウンド需要の高まりに伴い、海外からの宿泊客が増加しています。訪日観光客は、日本独自の文化を体験したいと望む一方で、快適性や機能性も重視しています。そのため、和の伝統美と現代的な快適さを融合させた「和モダン」な内装が求められています。 和モダンな内装の導入: 伝統的な和の要素を取り入れつつ、現代的なデザインや機能性を加えることで、外国人観光客にも受け入れられやすい空間を提供できます。例えば、和風の客室にベッドを設置するなどの工夫が考えられます。 これは、従来のスタイルからニーズが変化した日本国内の観光客にも言えます。 環境に配慮した設備の導入: 省エネ性能の高い設備や再生可能エネルギーの活用、廃棄物削減のためのシステムを導入することで、環境意識の高い外国人観光客の期待に応えることができます。 3. 法的要件や安全基準の変更への対応 建築基準法やバリアフリー法などの規制は定期的に改正されており、施設運営者は最新の基準に適合させる必要があります。特に以下のような項目が重要です。 消防設備の改善:スプリンクラーや非常口など、防災設備の設置が義務付けられる場合があります。 耐震基準の強化:日本の地震多発地域において、最新の耐震基準に適合する建物であることは必須です。 4. バリアフリー、省エネ、SDGsなどへの対応 現代の宿泊施設には、社会の要請に応える改修が求められます。これには以下が含まれます。 バリアフリー対応:段差の解消や車椅子用トイレの設置など、すべての宿泊客が快適に利用できる施設づくり。 省エネ設備の導入:LED照明や高効率空調システム、太陽光発電設備を導入することで、エネルギー使用量を削減しつつランニングコストも削減。 SDGs対応:環境に配慮した施設運営は、持続可能な観光地としての評価を高めます。 5. ブランドイメージの向上と集客力増強 大規模改修は、施設の外観や内装を一新し、ブランドイメージを向上させる絶好の機会です。時代に合ったデザインや最新設備を取り入れることで、宿泊客の満足度が高まり、リピーターの増加や新規顧客の獲得につながります。 また、改修後のリニューアルオープンを積極的にアピールすれば、施設の注目度が上がり、競合との差別化も実現します。改修工事を経営戦略の一環として捉えることが、集客力強化の鍵となります。 大規模改修のタイミングは「戦略的」な視点で考えよう! 大規模改修を検討する際には、「内装や設備の劣化のサインがみられる」というのが基本的な判断材料になりますが、実はそれは本質的なものではありません。 大規模改修は、頻繁に行えるものではありません。そのため、単に古さを解消するだけでなく、長期的な視点で"選ばれる理由を作り上げる"ことが重要なのです。 このような観点を考慮した上で、改修のタイミングを見極める必要があります。 1. 顧客満足度(口コミ)に施設の古さや劣化のレビューが目立つ場合 口コミサイトなどで施設の古さや劣化に関する低評価が増えてきた場合は、大規模改修を検討すべき時期です。特に、リピート客からの指摘は、施設の改善が必要である明確なサインとなります。 例えば、「空調が古い」「設備が使いにくい」などの意見が増えると、新規顧客だけでなく、リピーター離れにもつながります。これらの声に素早く対応することで、施設の評価を向上させることができます。 2. 業界トレンドに遅れを感じる場合 近年の宿泊業界では、環境への配慮やデジタル化など、顧客ニーズの多様化が進んでいます。例えば、省エネ設備の導入やスマートキーシステムの採用などが求められるケースが増えています。これらのトレンドに遅れると、競争環境での優位性を失う可能性があります。 また、内装デザインをトレンドに合わせて刷新することで、施設のイメージアップや新規顧客の獲得につながります。 3. ソフト面だけでは、激化する競合と差別化出来ない場合 ホテル業界は新規参入が非常に多く、競争が激しくなっています。 ソフト面での改善、例えばサービスの質の向上や顧客対応の強化でなんとかしようとする旅館・ホテルも多いですが、現在の宿泊業界においては、もはやソフト面の改善だけでは競争優位性を確保することは難しくなっています。 そのため、ソフト面だけで競合との差別化が図れない場合は、ハード面を変えることを検討する必要があります。顧客が求める「宿泊体験」を提供するためには、施設そのものの改修が必要不可欠なのです。 4. 事業承継やM&Aのタイミング 事業承継やM&Aの後、新しいオーナーが経営戦略を立て直すために大規模改修を行うことは、事業価値の向上に直結します。特に、老朽化した施設では、改修を通じて顧客の期待に応える現代的な設備や内装を導入することで、競争力を強化し、経営の再スタートを円滑に進められる環境を整えることができます。 また、これにより施設のブランド価値が向上し、将来的な成長基盤を確立することが可能となります。 5.法規制や安全基準の変更 建築基準法や消防法、バリアフリー法などの法規制は、時代とともに改正されることがあります。 求められる耐震・防火基準を素早く満たすこと、いちはやく安全・安心な環境をつくることは、 お客様からの安心・信頼を獲得し、ひいては、選ばれる理由となります。 また、災害時の地域の安全拠点としても、信頼を獲得できます。 6.収益性や資金調達のタイミング 改修・修繕には多額の費用がかかるため、収益状況や資金調達のタイミングも、実施時期を決める上での重要なポイントとなります。 例えば、低金利の融資制度を利用できる時期や、国や地方自治体の補助金・助成金制度を活用できるタイミングに合わせて、改修・修繕計画を立てれば、費用負担を減らせます。 また、改修・修繕による投資対効果(ROI)を考慮し、5〜10年で初期投資を回収できるような、無理のない計画を立てることが大切です。 ホテル・旅館の大規模改修工事の進め方と期間 ホテルや旅館の大規模改修工事は、施設運営を続けながら工事を進める必要があるため、事前の計画や調整が特に重要です。また、マンションや工場などの大規模改修と異なり、改修そのものが経営に大きく直結するため、戦略的な改修計画が必要です。 ここでは、改修工事の進行ステップと工事期間について詳しく解説します。 計画から完了までのステップ 一般的に、改修工事は以下のようなステップで進められます。 現状調査と問題点の把握 施設の現状を徹底的に調べ、建物や設備の問題点を洗い出します。この段階では、外壁の劣化や設備の故障箇所など、改修が必要な部分を明確にすることが大切です。 リブランディングと戦略の策定 改修後の施設がどのような価値を提供するのかを明確にする工程です。改修後の目標やコンセプトを設定し、顧客層や提供するサービスの方向性をリブランディングを通じて決定します。これにより、単なる修繕ではなく、施設全体の競争力を高める改修計画を進める基盤を作ります。 改修計画の策定 現状調査と戦略の結果をもとに、改修の優先順位や施工範囲、スケジュールを決めます。また、工事に必要な予算についても、この段階で大まかな見積もりを立てます。 設計と業者の選定 改修内容に基づいて詳細な設計図を作成し、施工する業者を選びます。選ぶ際には、工法や実績、コスト面を総合的に検討しましょう。 施工準備 工事を始める前に、宿泊されているお客様への影響を最小限に抑えるための施工計画を立てます。騒音や振動への対策、工事中の安全管理体制の整備もこの段階で行います。 工事の実施 実際の工事は、内装リニューアル、外壁補修、防水工事、設備更新などの各工程に分かれて進められます。進行状況を定期的に確認し、必要に応じて計画を修正します。 完工と検査 工事が完了したら、仕上がりを確認するための検査を行います。問題が見つかった場合は、速やかに修正対応を実施します。 工事期間の目安 改修工事にかかる期間は、規模や内容によって異なりますが、一般的には以下を目安としてください。 小規模改修(客室や共用部の内装リニューアルなど):約1ヶ月~3ヶ月 中規模改修(外壁補修、防水工事など):約3ヶ月~6ヶ月 大規模改修(建物全体の改修や設備更新など):6ヶ月以上 工事期間は、施設の稼働状況や季節要因も考慮して調整する必要があります。特に、繁忙期の工事は避け、稼働率が下がる時期を選ぶのが一般的です。 営業中のホテル・旅館は「お客様への配慮」が最優先! ホテルや旅館の場合、営業を続けながら改修工事を行うことが求められる場合が多いです。その際に大切なのが、宿泊されているお客様への配慮です。具体的には、以下のような工夫が求められます。 騒音・振動対策:工事の時間を宿泊客が少ない時間帯に設定したり、防音設備を活用したりします。 景観への配慮:外装工事の場合、目立たない工法(例:無足場工法など)を採用します。 進行状況を明確に:工事のスケジュールや進捗をお客様にお知らせし、不安を軽減します。 これらの対応を徹底することで、工事中でもお客様の満足度を維持しながら改修を進められます。 ホテル・旅館の改修費用はどれくらい? 大規模改修にかかる費用は、その規模や内容によって大きく異なります。たとえば、客室や共用部の内装リニューアルといった小規模改修であれば数百万円から数千万円程度、外壁補修や防水工事などの中規模改修では数千万円規模、大規模な設備更新や建物全体の改修では1億円を超える場合もあります。 予算管理のポイント 工事範囲と優先順位を明確にする: 改修の目的を明確にし、優先順位をつけることで無駄を省きます。 事前調査を徹底する: 隠れた劣化箇所を把握し、追加費用の発生を防ぎます。 複数の見積もりを比較する: 信頼できる業者を選定するために、複数の見積もりを取得しましょう。 段階的な工事を検討する: 予算に応じて、段階的に進める方法も有効です。 費用削減の工夫 補助金や助成金を活用することで、費用負担を軽減できます。省エネ設備の導入や耐震補強など、適用可能な補助金について事前に調査しましょう。   宿泊客に負担をかけない!ゆうき総業の「無足場工法」による改修とは?   ホテルや旅館の改修工事では、施設の営業を続けながら工事を進めることが求められます。 オーナーの皆様が最も懸念されるのは、宿泊者への影響や施設の景観維持ではないでしょうか。工事中の騒音や視覚的な障害は、ゲストの快適さを損ない、施設の評価にも影響を及ぼす可能性があります。 宿泊客・利用客のクレームゼロへ!無足場工法の活用 これらの課題を解決する手段として、「無足場工法」という工事方法があります。この工法では、従来のような足場を組まずに、ゴンドラや高所作業車を活用して施工を行います。その結果、以下のメリットが得られます。 足場設置の時間とコストを削減: 足場を組むための作業が不要なため、工事期間を短縮でき、費用も軽減されます。 騒音トラブルを回避: 足場設置や解体に伴う騒音や振動がないため、ゲストの滞在中でも快適さを維持できます。 景観を保ちながら工事可能: 建物を足場で覆わないため、施設の外観を損なうことなく工事が進められます。 狭いスペースや高層建築にも対応: 従来の工法では難しい現場にも柔軟に対応できます。 無足場工法は限られた業者のみが対応可能 しかし、無足場工法を安全かつ効果的に実施するには、高度な技術と経験が求められます。そのため、この工法に対応できる業者は限られているのが現状です。 当社、ゆうき総業は、無足場工法による豊富な施工実績を持ち、旅館やホテルの改修において多くの成功事例があります。他社が断るような難工事も、無足場工法を中心に、独自のアイデア・提案で解決しています。 >>>ゆうき総業の無足場工法について >>>ゆうき総業の「旅館・ホテル」の施工事例 まとめ:景観・宿泊者・コストすべてに配慮した工事ならゆうき総業へ ホテルや旅館の大規模改修は、単なる修繕ではなく、施設の価値を高める絶好のチャンスです。 この記事では、計画の立て方や工事の進め方、費用感について簡潔にお伝えしました。特に、顧客満足度を向上させ、競争力を強化するには、リブランディングや戦略的な改修が欠かせません。 ゆうき総業では、無足場工法によるコスト削減と短期間での工事を実現し、宿泊客・利用客のクレームゼロを目指した工事計画をご提案しています。さらに、6,000件以上の実績や多能工による高品質なサービスなど、圧倒的な強みで、選ばれ続けています。 ホテルや旅館の大規模改修・修繕でお悩みの際は、ぜひゆうき総業にご相談ください。 >>>旅館・ホテルのオーナー向けページ

建設現場の足場の種類は何がある?足場の費用相場や注意点を解説 | 大規模修繕

建設現場の足場の種類は何がある?足場の費用相場や注意点を解説

足場の種類と特徴 くさび式足場(ビケ足場) くさび式足場は、鋼管を支柱として一定間隔で立て、水平材や斜材をくさび状の金具で固定する足場です。低層から中層の建物に適しており、組み立てや解体が比較的容易で、複雑な形状の建物にも対応できるのが特徴です。また、コストパフォーマンスにも優れています。ただし、設置にはある程度のスペースが必要となります。 枠組み足場 枠組み足場は、溶接された鉄製の建枠を主要部材とし、ジャッキやジョイント、筋交いなどの部材を組み合わせて構成される、最も一般的な足場です。軽量で高強度、組み立て・解体も比較的簡単という利点があります。また、ハンマーを使わないため騒音が少ないのも特徴です。15階建て程度までの高層建築物にも使用可能ですが、大掛かりな足場となるため設置スペースや搬入路の確保が必要です。 単管足場 単管足場は、直径48.6mmの鋼管をクランプで接続して組み立てる足場で、歴史が最も古いタイプです。形状の自由度が高く、狭い場所でも設置できるのが利点ですが、組み立てと解体に時間がかかります。また、作業床がないため安全面では注意が必要です。最近はDIYでも使われることがありますが、高所作業には適していません。 吊り足場 吊り足場は、建物の上部から作業床を吊り下げて設置する特殊な足場です。橋梁やプラントなど、地上から組み上げるのが難しい場所で使用されます。ただし、落下のリスクが高いため慎重な施工が求められ、足場の組立て等作業主任者の配置が必要となります。 移動式足場(ローリングタワー) 移動式足場は、下部にキャスターが付いており移動可能な足場です。組み立てた後に移動させられるため、効率的な作業が可能で、高さ調整もできるため天井や壁の仕上げ工事に適しています。ただし、作業中の移動は危険なため、ブレーキの使用など注意が必要です。 各足場には一長一短があるため、現場の状況に合わせて適切な足場を選定することが重要です。また、安全性を最優先に、正しい手順で組み立て・使用することが求められます。近年は、従来の規格を見直した次世代足場も登場しており、作業性と安全性のさらなる向上が期待されています。 次世代足場 次世代足場は、従来の足場の規格を安全面、施工面、管理面から見直し、改善を加えた新しいタイプの足場です。現代の作業者の身長増加に対応し、より広く作業しやすい空間を確保しています。また、安全性の強化として、部材の抜け防止機能を向上させています。 次世代足場は、くさび式足場と比較して大幅な軽量化を実現しており、作業員の負担軽減と作業効率の改善が期待できます。枠組み足場やくさび式足場と比べても優れた性能を持ち、今後の主流になる可能性が高い足場です。 単管ブラケット足場 単管足場にブラケットと床板を取り付けて安全性と作業性を高めた足場です。単管足場よりも安定性があり、狭い場所や低層の建物の工事に適しています。ただし、ブラケットを一つずつ取り付けるため、設置・解体に時間がかかります。 脚立足場 脚立を支柱として使用し、その間に足場板を渡して作られる簡易的な足場です。主に屋内の壁や天井の小規模な作業で使用されます。組み立てが容易で、DIYでもよく利用されています。   足場の部位ごとの名前 主要な足場の種類である枠組み足場、単管足場、そして全ての足場に共通する部材の名称と特徴を紹介します。 枠組み足場の主要部材 脚部(ベース金物):ジャッキベース 足場の最下部に使用され、地面の凹凸を調整して足場全体の水平を保つ役割を果たします。また、足場の重量を広範囲に分散させ、地面への圧力を均等にすることで、柔らかい地面や沈下の恐れがある場所での使用に適しています。 支柱(建地材):建枠(たてわく) 鳥居型建枠と梯子型建枠があります。あらかじめ組み立てられた枠を現場に運び、組み立てることで時間の短縮と効率化が図れますが、形状が固定されているため、現場の条件によっては適応が難しい場合もあります。 布材:下桟(げざん) 足場の水平方向の安定性を確保し、作業員や資材の重量を支持して地面へと伝達する役割を果たします。これにより、足場の安全性が確保されます。 筋交い(ブレス材) 足場の横方向の動きを抑制し、風圧や作業中の荷重による揺れを防ぐことで、足場の倒壊リスクを軽減します。また、三角形の構造を形成することで足場の強度を向上させ、作業中の安全性を高めます。 作業床材:アンチ 枠組み足場でもアンチが使用されます。滑りにくい特性を持つアンチは、作業員の安全を確保するために重要な役割を果たします。 単管足場の主要部材 脚部(ベース金物):固定ベース 足場の最下部に配置され、支柱が直接地面に接触することを防ぎ、足場全体の安定性を保ちます。また、広い面積を持つことで、荷重を分散させ、地面の沈下による足場の傾きを防ぎます。 支柱・布材・筋交い:単管パイプ 足場の基本構造を形成し、荷重を地面に伝達する役割を果たします。また、単管パイプを使って足場の床を作り、水平方向と斜め方向の安定性を確保します。筋交いとして使用される単管パイプは、風圧や重荷に対する足場の安定性を高めます。 作業床材:足場板 強度と耐久性を持ち、作業員の重量や資材の重量に耐えられるように設計されています。単管パイプに簡単に取り付けられ、位置の調整も容易であるため、作業床の面積を柔軟に変更できます。 全ての足場に共通する部材 クランプ 足場のパイプ同士を固定するための部品で、ネジを締めることでパイプ同士をしっかりと固定し、足場の安定性を保ちます。 ジョイント 異なる部分や角度のパイプをつなげるための部品で、足場の形状を自由に組み立てることができます。 昇降階段 足場の異なる高さの階層間を移動するための階段で、作業員の安全な上下移動を可能にします。 ブラケット 足場の外側に取り付けて作業スペースを拡張する部分で、作業員がより広いエリアで作業できるようにします。 壁つなぎ 足場を建物の壁に固定するための部品で、足場の安定性を高め、作業員の安全を確保します。 ネット・シート 足場の周りに取り付けて落下物を防止したり、風雨から保護したりするために使用され、作業の安全性と快適性を向上させます。 足場の設置費用の相場 足場の組み立て・解体・運搬にかかる費用は、一般的に1㎡あたり600~1,000円程度が相場となっています。例えば、30坪程度の一般的な家の外壁を全面的に施工する場合、足場費用だけで15万円前後が必要になります。 足場費用の計算方法 ご自宅の足場にかかる概算費用は、建物の外周から計算することができます。まず、以下の計算式で「足場架面積」を求めます。 足場架面積 = (建物の外周(m) + 8m) × 家の高さ(m) 家の高さの目安は、1階建て=3.5m、2階建て=6m、3階建て=8.5mです。 次に、求めた足場架面積から足場設置費用を計算します。 足場にかかる費用 = 足場架面積 × 平米単価 (600~1,000円) 例えば、外周20メートルの2階建ての家に、平米単価1,000円で足場を組む場合、(外周20m + 8m) × 家の高さ6m ×平米単価1,000円 = 168,000円 となります。   ただし、傾斜地や狭い路地での工事、隣接建物が近接している場合、ガードマンを依頼する必要がある場合などは、さらなるコストが発生する可能性があります。 「足場代無料」は要注意 一部の業者が「足場代無料」をうたっていることがありますが、実際には足場費用を他の施工費に上乗せしている可能性が高いです。 足場の設置には、部材の運搬費、施工・解体費、人件費など、全施工費の約20%を占める費用が発生するため、無料で提供することは業者にとって損失となり、「足場代無料」をうたう業者の提示する見積もりには注意が必要です。 足場費用は、外壁・屋根リフォームを行う上で必要不可欠な経費であることを理解し、適正な価格で依頼することが重要です。 足場の施工をする時の注意点 足場の施工は、高所での作業を伴うため、安全性を最優先に考える必要があります。 悪天候時や自然災害発生時は作業を中止 足場での作業は屋外で行われるため、悪天候や自然災害が発生した場合、作業を中止しなければなりません。労働安全衛生規則では、高さ2m以上の足場での作業を中止するケースを以下のように定めています。 強風:10分間の平均風速が毎秒10メートル以上 大雨:1回の降雨量が50ミリメートル以上 大雪:1回の降雪量が25センチメートル以上 中震以上の地震:震度階数4以上 暴風:瞬間風速が毎秒30メートルを超える風 また、悪天候や自然災害が発生しない場合でも、足場の倒壊リスクは常に存在します。そのため、施工現場では足場を入念に固定したり、強風が予想される場合は足場に負荷をかける養生シートを畳んだりするなど、二次被害を防ぐ対策を徹底することが重要です。 足場の組み立てには国家資格が必要 安全衛生法施行令第6条により、高さ5m以上の足場を組み立てる際には、「足場の組立て等作業主任者」という国家資格を有する者を管理者として選任することが義務付けられています。また、労働安全衛生法第88条では、高さが10m以上で組立から解体までの期間が60日以上の足場を組む場合、労働基準監督署への事前申請が必須とされています。 さらに、平成27年の労働安全衛生法の改正により、足場の組立てを行う全作業員が特別教育を受講するよう定められました。 安全規制と法的要件の遵守 足場工事には、大きな事故のリスクが伴います。そのため、足場設置時には適切な安全規制と法的要件に従って作業を行う必要があります。 作業員は安全帯の着用が義務付けられており、足場の耐荷重を確認し、荷重を超えないように注意しなければなりません。また、足場の高さが2m以上になる場合は、安全フェンスの設置が必要です。 法的要件としては、建築物の高さや地盤の状態に応じて、足場の構造・強度に関する規制があります。これらに適合するように足場を設置し、国土交通省が定める足場工事の技術基準に準拠することが求められます。 足場の業者を選ぶ時のポイント 足場工事を依頼する際、信頼できる業者を選ぶことが非常に重要です。 1. 保険加入の確認 足場の設置・解体工事では、事故のリスクを完全に排除することはできません。そのため、業者が請負業者賠償責任保険に加入しているかどうかを必ず確認しましょう。保険に加入していない業者に事故が発生した場合、支払い能力が不足し、トラブルに発展する可能性があります。また、業者が加入している保険の保証内容についても事前に確認することをおすすめします。 2. 適正な見積もりかどうか 「足場代無料」など、不当に安い見積もりを提示する業者には注意が必要です。相場よりも著しく低い価格の見積もりは、後から追加料金を請求されるなどのトラブルにつながる可能性があります。適正な価格で見積もりを提示する業者を選ぶようにしましょう。 3. 丁寧な事前打ち合わせと相談ができるか 初めて足場の設置を依頼する場合、不安や不明点が多いものです。契約前に、打ち合わせを丁寧に行い、質問にも親身に対応してくれる業者を選ぶことが大切です。誠実な対応は、業者への信頼感を高め、安心して工事を任せることができます。 4. 豊富な施工経験と実績があるか 足場工事では、施工経験と実績が非常に重要な要素となります。豊富な実績を持たない業者は、過去に事故やトラブルを起こしている可能性があります。施工経験が豊富で、事故の履歴がない業者を選ぶことで、正確で安全な施工を期待できます。 以上の4つのポイントを踏まえて、足場業者を慎重に選ぶことが、安全で円滑な工事の実現につながります。信頼できる業者を見つけるために、複数の業者から見積もりを取得し、比較検討することをおすすめします。

タイルの剥落防止

マンション大規模修繕で起こる騒音トラブル | 対策はあるのか?

大規模修繕は、一般的に10年から15年ごとに行われる大がかりな工事です。外壁の塗り替えや防水工事、設備の更新など、建物全体をきれいにして機能を回復させるうえで欠かせません。 ただ、工事期間中は騒音が発生します。「うるさいんじゃないか」「工事期間中の生活への影響は?」「騒音で仕事に集中できるかな」「子どもの昼寝の時間はどうしよう」など、様々な不安が頭をよぎるかもしれません。 この記事では、大規模修繕で起こりうる騒音の種類や、その影響、そして可能な範囲で実施できる対策までお伝えします。 大規模修繕で発生する主な騒音の種類 大規模修繕中に耳にする音は、工事の種類によって様々です。具体的にどんな音が聞こえてくるのか、主な騒音の種類を見ていきましょう。 足場設置・撤去時の音 足場を設置したり撤去したりする際には、金属製の資材がぶつかり合う「ガチャガチャ」という音や、ハンマーで叩く「カンカン」という音が響きます。この作業では、特に「壁つなぎ」と呼ばれる部材を取り付ける際にドリルを使用するため、大きな音が生じます。 外壁補修の音 外壁補修では、タイル剥がしや補修作業が行われます。これにはサンダーやハンマードリルが使われ、「ガリガリ」「ドドド」といった音が発生します。特にタイルを剥がす際には、電動カッターによる金属音が大きく響きます。 高圧洗浄機によるエンジン音 外壁洗浄には高圧洗浄機が使用されます。この機械からは「ブオーン」というエンジン音と、「シャー」という水を噴射する音が聞こえてきます。洗浄作業は広範囲にわたるため、この音は長時間続くことがあります。 作業員や警備員の声 作業員や警備員の声も騒音の一因です。工事を安全かつ円滑に進めるためには、声を掛け合うことが必要です。特に資材搬入時には、警備員がトラックの誘導を行うため、大きな声で指示を出すことがあります。このような声は工事現場近くに住む方々にとっては気になる要素です。 マンションの大規模修繕での騒音対策 大規模修繕工事中の騒音は避けられず「うるさい」と感じてしまうこともありますが、その影響をできるだけ小さくすることはできます。ここでは、施工業者、オーナー(管理組合)、そして住民の皆さんそれぞれの立場から、騒音を軽減するための対策をご紹介します。 施工業者の視点からの対策 足場の騒音対策をする 足場には、主に「単管足場」と「くさび緊結式足場」、「枠組み足場」がありますが、最も大きな音が出るのでは、ハンマーで叩いて固定させる「くさび緊結式足場」です。「枠組み足場」は「くさび緊結式足場」に比べて組立時の金属音が少なくなります。 現場の状況によるため、必ず採用できるとは限りませんが、「単管足場」や「枠組み足場」を活用するのも一つの対策です。 また、弊社が得意領域とする「無足場工法」では、足場に代わって、ゴンドラや高所作業車などの吊り具を使用するため、組み立て・解体の作業が発生せず、静かに作業を進めることができるのが大きな特徴です。しかし、この工法を取り扱える施工業者は多くはありません。 防音シートや吸音材を活用する 足場に防音シートを張ったり、作業場所に吸音材を設置したりすることで、音の広がりを抑えます。これは、大きな毛布で音を包み込むようなイメージです。 静音機器を使用する 最近では、従来の機器よりも音の小さい「低騒音型」や「超低騒音型」の機械が開発されています。例えば、通常のコンプレッサーの音が洗濯機程度だとすると、低騒音型は冷蔵庫くらいの音で済みます。 オーナー(管理組合)の視点からの対策 事前にしっかりと情報共有をする 工事のスケジュールや、特に騒音が大きくなる日時を事前にマンション住民にお知らせします。例えば、「来週の水曜日は外壁の高圧洗浄を行うので、午前中は特に音が大きくなります」といった具合です。チラシや掲示板なども積極的に活用し情報発信をしましょう。 工事スケジュールが決まっている場合は、入居前の方にも伝えておくのも大切です。 施工業者と密に連携する 住民の生活パターンやテナントの営業時間などに配慮し、施工業者と調整できないか相談するといいでしょう。例えば、小さなお子さんが多い棟では、お昼寝の時間を避けて作業を行うなどの配慮ができるかもしれません。 また、住民からの要望や苦情があった場合は、施工業者に伝え、必要に応じて対策を講じてもらいます。 近隣にも配慮し事前説明を行う 近隣に学校や保育園がある場合には、送迎時間帯や試験期間中など、特別な配慮が必要な場面があります。そのため、これらの時間帯に工事を避けるよう施工業者と調整し、近隣住民(オーナー)にもその旨を知らせることが大切です。 万が一に備えて、苦情窓口を設置する 近隣住民からの問い合わせや苦情に対応するための専用窓口を設置し、迅速かつ丁寧な対応を心がけましょう。 法的な対策(騒音規制法) 修繕工事には、「騒音規制法」と呼ばれる、法律による規制も存在します。工事現場や工場から出る騒音から、人々の快適な暮らしを守ることを目的としています。 規制の方法: 音の大きさに上限を設けています(例:昼間は85デシベル以下) 音を出してよい時間を決めています(例:7時から19時までのうち10時間まで) 日曜日および祝日の作業は原則として禁止されています 地域ごとの規制: 住宅地や商業地域など、場所によって許される音の大きさが違います。 届出の義務: 大きな音が出る工事をする時は、事前に役所に届け出る必要があります。 罰則: 基準を超える騒音が発生している場合、改善を求められたり、罰金を払わなければならないことがあります。 住民の視点からの対策 大きい音が発生する時間帯は、割り切って外出を 事前に、大きい音が発生する日や時間帯が分かっている場合は、割り切って外出してしまうのはいかがでしょうか。スーパーへの買い物の時間を、この時間帯にあてるのも手かもしれません。 コミュニケーションを大切に 実はとても大切なのが、管理組合や工事関係者とのコミュニケーションです。騒音で困ったことがあれば、遠慮なく管理組合や施工業者に相談してみましょう。「こんな時間帯は特に静かにしてほしい」など、具体的な要望を伝えることで、予想以上に柔軟な対応をしてくれることがあります。   まとめ:騒音対策はゆうき総業にご相談を 大規模修繕工事中の騒音は避けられませんが、適切な対策を講じることで、その影響を最小限に抑えることができます。施工業者による低騒音機器の使用、管理組合による丁寧な情報共有など、出来ることはいくつかありますが、やはり一番大事なのは、「人」、つまりコミュニケーションではないでしょうか。 ゆうき総業では、こうした騒音対策に加え、無足場工法という画期的な方法を採用しています。無足場工法では、足場を組み立てる際の騒音を大幅に削減できるだけでなく、工期の短縮やコスト削減も実現できます。 宮城・仙台を拠点に、東北全域から首都圏まで、お客様のご要望をしっかり聞き取り、最適な提案と施工で、建物の見た目と機能性を向上させ、長持ちさせるお手伝いをします。大規模改修・修繕工事でお悩みの際は、ぜひゆうき総業株式会社にご相談ください。

エポキシ樹脂塗床施工後

【徹底比較】塗床はエポキシかウレタンか?違いと選び方を塗装のプロが解説

「工場の床、そろそろ塗り替えの時期なんだけど、エポキシ塗床とウレタン塗床、どっちがいいのだろう…?」とお悩みの方、多いのではないでしょうか。 工場や倉庫の現場での塗床材選びは、施設の使い勝手や安全性、さらには将来のメンテナンス費用にも関わってくる、とても大事なポイントです。 そこでこの記事では、特性から価格といったエポキシとウレタンの違いから、施設環境に合わせた選び方まで、徹底的に比較しながら解説していきます。 この記事は、5ほど分で読み終えることができます。 読んだ後には、施設に最適な塗床材を選ぶための判断基準がしっかりと身につきます! エポキシ塗床とウレタン塗床の特性と活用シーン 塗床材を適切に選ぶためには、まずエポキシ塗床とウレタン塗床の基本的な特徴を知ることが大切です。それぞれの材質がどのような特性を持っていて、どのような環境に適しているのか、一緒に見ていきましょう。 エポキシ塗床とは? エポキシ塗床は、硬くて薬品に強い、まさに「縁の下の力持ち」のような塗床材です。工場や倉庫など、過酷な環境でもしっかりと床を守ってくれます。 エポキシ樹脂が化学反応によって硬くなることで、とても高い強度を発揮します。 そのため、物流倉庫や製造現場で、重たい機械やフォークリフトが頻繁に動き回るような環境でも、その耐久性をしっかりと保つことができるのです。化学薬品に対する強さも持っているので、薬品を扱う施設や実験室でも活躍してくれます。 ただし、エポキシ塗床は温度変化に弱いという一面もあります。急激な温度差がある場所では、剥がれたりひび割れたりするリスクがあるため、使用する際には注意が必要です。仕上がりは光沢があり、高級感を演出できる点も、知っておきたいポイントですね。 ウレタン塗床とは? ウレタン塗床は、弾力性があって温度変化にも強い、まるで「優しさと強さを兼ね備えた」ような塗床材です。この材質は、伸び縮みするため、振動や温度変化が起こりやすい場所でも剥がれにくいのです。 食品工場や冷凍・冷蔵施設のように、温度が不安定な環境にもぴったりです。また、水をはじく力にも優れているので、水を多く使う現場でも大活躍してくれます。 最近では、施工時の臭いが少なく、環境への負荷も小さい、水性硬質ウレタン樹脂系の塗床も注目されています。ただ、ウレタン塗床はエポキシ塗床ほどの耐薬品性はないため、薬品を頻繁に使う場所には向いていません。 エポキシ・ウレタンの違いを8項目で徹底比較! エポキシ塗床とウレタン塗床の違いを、性能や価格、施工方法などの視点から比べてみました。それぞれの特徴をしっかり理解することで、自社に最適な塗床材を選ぶための参考になります。 比較項目 エポキシ塗床 ウレタン塗床 耐久性 高い やや劣るが十分な性能 柔軟性 硬質で柔軟性には欠ける 温度変化や振動に対応できる 耐薬品性 非常に高い 劣る 価格 初期費用は高いが耐用年数が長い 比較的安価だが耐用年数が短い 施工方法 厚膜・薄膜選択可能 薄膜施工が一般的 施工期間 完全硬化までに数日かかる 乾燥時間が短く施工翌日に使用可能 メンテナンス性 清掃はしやすいが修繕がしずらい 汚れがたまりやすいが修繕しやすい 仕上がり 光沢があり、色も豊富だが紫外線で黄変しやすい 柔らかい歩行感で滑り止め効果がある 施設に合わせた塗床材の選び方 塗床材を選ぶときには、施設の特性や、どんな性能が求められているかを総合的に考えることが大切です。エポキシ塗床とウレタン塗床のどちらが最適か、以下の点を考慮しながら、一緒に考えてみましょう。 使用環境:温度の変化はどうか、薬品は使うか、重たいものが載ったり、振動が多かったりするか。 仕上がり:施設の用途に合った見た目かどうか。 コスト:初期費用だけでなく、運用コストも考慮。 メンテナンス:清掃のしやすさと、修繕のしやすさ、どちらを重視? ここからは、実際のケースを交えながら、エポキシとウレタンの選び方を解説します。 ステップ①:施設環境に必要な性能をチェック まずは施設環境(温度の変化や薬品の使用の有無、床にかかる重さなど)を見極め、床材に必要な性能を把握しましょう。 極端な温度変化・大きな衝撃があるか? 温度が大きく変わる場所(冷凍倉庫や冷蔵庫、屋外施設など)では、柔軟性があり、温度変化に強いウレタン塗床が適しています。ウレタン塗床は弾力があるので、振動や温度の急激な変化にも対応しやすく、ひび割れや剥がれのリスクを減らせます。 重荷重や化学薬品を扱う環境か? 物流倉庫や製造工場、化学工場では、エポキシ塗床が最適です。エポキシ塗床は高い耐久性と耐薬品性を誇ります。重たい機械やフォークリフトが頻繁に通ったり、化学薬品を扱ったりする環境でも、しっかりと耐えてくれるでしょう。 使用環境のケーススタディ ケース1:食品工場 食品工場では、衛生基準をクリアし、さらに温度変化にも耐えられる塗床材が求められます。冷凍庫や冷蔵庫のような低温の場所では、弾力性があって剥がれにくいウレタン塗床が適しています。また、水をはじく力が強い点も、選ばれるポイントでしょう。 ケース2:化学工場 薬品を頻繁に扱う化学工場では、薬品に対する強さが求められます。そのような場合、エポキシ塗床が最適です。溶剤や強い酸、強いアルカリにも耐えられる特性があり、長い期間、その耐久性を期待できます。 ステップ②:施設用途に合わせた仕上がりを選択 性能だけでなく、施設の用途に合った見た目にもこだわりたいですよね。エポキシ塗床とウレタン塗床では、仕上がりの雰囲気が大きく異なります。 特に、商業施設や展示施設、オフィスなど、人の目に触れやすい環境では、光沢感のある仕上がりのエポキシ塗床が選ばれることが多いです。 美しい光沢感と高級感が求められる場合 エポキシ塗床は、光沢感があり、仕上がりが美しく、施設の外観に高級感を与えてくれます。そのため、お店やショールーム、オフィスなどの内装に適しています。光沢感や色の選択肢も豊富で、見た目の美しさが大切にされる施設にぴったりです。 滑り止め効果や柔らかな歩行感が重要な場合 ウレタン塗床は、滑りにくく、歩いた感じが柔らかいため、学校や病院、体育館など、歩行や安全性が重視される場所に適しています。また、ウレタン塗床は、色や仕上がりが控えめで目立ちにくいため、商業的な施設よりも、実用性が求められる施設でよく選ばれています。 仕上がりのケーススタディ ケース3:展示施設やショールーム 光沢があって高級感のある仕上がりが求められる場所では、エポキシ塗床が最適です。滑らかで、光を反射する表面は、施設の洗練されたイメージを引き立ててくれるでしょう。 ケース4:学校や病院の廊下 歩き心地が柔らかくて滑りにくい表面が求められる施設では、ウレタン塗床が選ばれます。耐摩耗性も高いため、人がたくさん通る場所に適しています。 ステップ③:予算に応じた初期費用と耐用年数のバランスチェック 最後はコストですが、施工時にかかる最初の費用だけでなく、使い始めてからの費用も考える必要があります。 初期費用とランニングコストのバランス エポキシ塗床は初期費用が高いものの、耐用年数が長く、メンテナンスが少ないため長期的なランニングコストを抑えることができます。特に重機が行き交う物流倉庫や製造工場では、初期費用を抑えることができるウレタン塗床よりも、エポキシ塗床の方が、長い目で見るとお得な選択になる場合があります。 短期間でコストを抑えたい場合 予算が限られている場合や、短期間で補修が必要になるかもしれない場所では、ウレタン塗床が適しています。ウレタン塗床は初期費用が比較的安く、施工も短期間で完了するため、工場の稼働を止めることなく、塗床材を交換できます。 コスト面でのケーススタディ ケース5:物流倉庫 フォークリフトや重機が頻繁に行き交う物流倉庫では、高い耐久性が求められます。エポキシ塗床は初期費用が高いものの、長期的にメンテナンスコストを抑えられるため、重荷重がかかる現場での選択肢として優れています。 ケース6:駐車場 駐車場では、温度変化や振動に耐えるしなやかさが必要です。ウレタン塗床は、弾力性があり、小さなひび割れが発生してもその柔軟性で吸収してくれます。また、防水性が高く、雨漏りを防ぐという点でも適しています。 ステップ④:毎日の清掃 or 修繕メンテナンスどちらを重視する? エポキシ塗床は、汚れがつきにくく、見た目も美しいため、清潔感を重視する施設に適しています。ただし、補修が必要になると、全面的に塗り直しが必要で、その間は施設が使えなくなるため、損失が大きくなるかもしれません。 一方、ウレタン塗床は部分的な補修がしやすく、施設の稼働を中断せずに対応できます。しかし、エポキシよりも汚れがたまりやすいため、こまめに掃除する必要があります。 エポキシ塗床とウレタン塗床に関するよくある質問FAQ ここでは、エポキシ塗床とウレタン塗床に関するよくある疑問をまとめました。 Q1. エポキシ塗床とウレタン塗床の紫外線耐性に違いはありますか? A.エポキシ塗床は、紫外線にさらされると黄色く変色しやすいという弱点があります。屋外や日光が直接当たる場所では、エポキシ塗床の見た目が劣化する可能性があるため、適切なUVコーティングなどの対策が必要です。 ウレタン塗床は紫外線に比較的強いため、屋外での使用に向いていますが、長い間日光にさらされると色あせが進むこともあります。 Q2. 塗床材の耐熱性について、エポキシとウレタンの違いは? A.エポキシ塗床は高温に弱く、温度が上がりすぎると劣化や剥がれの原因となります。そのため、高温の場所には向いていません。 一方、ウレタン塗床はしなやかさがあり、温度の変化に対応しやすいため、冷凍庫や冷蔵施設のように温度が大きく変わる場所に適しています。 Q3. ウレタン塗床は耐久性が劣るとありますが、どの程度の差がありますか? A.ウレタン塗床はエポキシ塗床に比べると、耐久性は少し劣りますが、十分な性能を持っています。特に温度の変化や振動に強いため、食品工場や冷蔵・冷凍庫などには最適です。 重たいものが載ったり、化学薬品をたくさん使う場所では、エポキシ塗床の方が耐久性に優れています。 Q4. 塗床の耐摩耗性を選ぶ際に、エポキシとウレタンのどちらが有利ですか? A.エポキシ塗床は非常に耐摩耗性が高く、重機や車が頻繁に通る場所で優れた性能を発揮します。しかし、摩耗がひどい場所では補修が難しく、塗り直しが必要になります。 ウレタン塗床も耐摩耗性はありますが、エポキシほど高くはないため、特に摩擦が強い場所では注意が必要です。摩耗が問題となる施設では、エポキシ塗床が有利でしょう。 Q5. 修繕が必要になった場合、どちらが簡単に修繕できますか? A.ウレタン塗床は、傷んだ部分だけを直せるため、補修がしやすいです。エポキシ塗床は硬いため、補修には全体的な塗り直しが必要なことが多く、その間は施設を一時的に使えなくなる可能性があります。 施設の利用状況によって、どちらが適しているか検討しましょう。 Q6. 塗床材選びで「メンテナンス性」を重視する場合、どちらが適していますか? A.エポキシ塗床は、汚れがつきにくく掃除がしやすいため、衛生管理が大切な施設に適しています。ただし、補修が必要な場合には、全面的に塗り直す必要があり、長い期間使っていると、メンテナンスが大変になることがあります。 ウレタン塗床は汚れがたまりやすいですが、部分的な補修がしやすいため、施設の稼働を中断せずに対応できます。 Q7. ウレタン塗床は環境への影響が少ないと聞きましたが、具体的にどのような点が優れていますか? A.ウレタン塗床の水性タイプは、施工時の臭いが少なく、VOC(揮発性有機化合物)の排出も少ないため、環境への負荷が小さいです。 また、施工後も環境への負荷が少ない状態を保つため、特に環境への配慮が求められる施設に適しています。 Q8. 施工後の乾燥時間が短いのはウレタン塗床の大きな利点ですが、デメリットはありますか? A.ウレタン塗床の乾燥時間が短いという利点は、施工の翌日から使えるという点で大きなメリットです。ただし、薬品に対する強さではエポキシ塗床に劣るため、薬品をたくさん使う場所では注意が必要です。 また、ウレタン塗床はエポキシに比べると耐久性が少し低いため、施設の使用状況によって、どちらを選ぶか検討することが大切です。 Q9. エポキシ塗床とウレタン塗床のどちらが耐薬品性に優れているのか? A.エポキシ塗床は非常に高い耐薬品性を持ち、化学工場や実験室などでよく使われます。ウレタン塗床は耐薬品性が少し劣りますが、食品工場や、あまり強くない薬品を使う施設では十分に機能します。 薬品への強さが特に重要な場所では、エポキシ塗床が適しています。 Q10. 結局のところメンテナンス費用はどちらが安いですか? A.メンテナンス費用については、長い目で見るとエポキシ塗床が有利です。部分的な補修には向いていませんが、耐久性に優れているため、補修の頻度が少なく、長期的には費用を抑えられます。 一方、ウレタン塗床はしなやかさがあるため、部分的な補修がしやすく、短期間で直せるという利点がありますが、エポキシ塗床よりも摩耗が早く、補修の頻度が高くなる可能性があります。 まとめ:エポキシとウレタンの違いを理解し、迷ったら専門家に相談しよう! 工場や倉庫の塗床選びでは、「エポキシ塗床」と「ウレタン塗床」の違いを理解し、施設に合わせた選択が重要です。最後にもう一度整理してみましょう。 エポキシ塗床 高い耐久性と耐薬品性で、化学工場や物流倉庫に最適 初期費用は高いが長期的なコストを抑えられる 光沢のある仕上がりで高級感を演出 ウレタン塗床 柔軟性があり、温度変化や振動に強い 冷凍・冷蔵施設や食品工場に適している 部分修繕が容易で施工時間も短い 当社、ゆうき総業株式会社は、仙台を中心に東北6県(青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島)および首都圏(千葉、神奈川、埼玉、東京)で、無足場工法を活用した大規模改修・修繕工事を手掛けています。 無足場工法により、足場設置が難しい現場でもコスト削減と短納期を実現し、高品質な施工を提供しています。 塗床材の選定から施工まで、専門家が無料で現地調査・お見積りを行い、圧倒的な提案力で最適なソリューションを提供いたします。 詳しくは、当社のウェブサイトをご覧いただき、ぜひお気軽にお問い合わせください。

マンション大規模修繕の「足場費用」はどのくらい?内訳や計算方法まで解説! | 大規模修繕

マンション大規模修繕の「足場費用」はどのくらい?内訳や計算方法まで解説!

足場の費用の相場 外壁塗装の足場の単価は、一般的に1㎡あたり700円から1,500円程度が相場となっています。数年前は1,200円/㎡以上かかるのが一般的でしたが、最近では少しずつ安くなってきています。 足場にかかる費用は、建物の外周から概算することができます。まず、足場架面積を以下の式で求めます。 足場架面積 = (建物の外周(m) + 8m) × 家の高さ(m) そして、求めた足場架面積から足場設置にかかる費用を計算します。 足場にかかる費用 = 足場架面積 × 平米単価 (700~1,500円) 例えば、外周20メートルの2階建ての家に、平米単価1,000円で足場を組む場合、(20m + 8m) × 6m ×1,000円 = 168,000円となります。つまり、一般的な30坪程度の家の外壁を施工する場合、足場費用だけでも15万円以上が必要になります。 ただし、以下のような場合は足場費用が高くなることがあります。 傾斜地や狭い路地奥にある建物の場合 隣の建物が近く足場を建てるスペースが極端に狭い場合 ガードマンを依頼する必要がある場合 2階建てと3階建ての足場費用の相場 2階建ての場合 平均的な大きさである延べ床30坪の2階建ての住宅の場合、足場面積は外壁塗装工事のみで228㎡程度となり、足場代は16~23万円が相場です。 3階建ての場合 施工単価が2階建てと比べて100円程度高くなることがあります。また、自宅の階数が高くなる分、足場面積も広くなります。 平均的な大きさである延べ床30坪の3階建ての住宅の場合、足場面積は外壁塗装工事のみで325㎡程度となり、足場代は23~36万円が相場です。 足場費用は外壁塗装工事費の約20%を占めるため、無料にすることはほぼ不可能です。「足場代は無料」と言う業者は、別の費用に足場代を上乗せしている可能性があるので注意が必要です。 マンション大規模修繕の足場費用の相場 マンション大規模修繕における足場費用は、工事全体の予算の中でも大きな割合を占める重要な項目です。足場の設置面積は、マンションの外周に数メートルを加えた長さに高さをかけて算出しますが、その単価は地域や施工業者によって異なるのが実情です。 一般的な相場としては、1平方メートルあたり700円から1,500円程度と言われています。仮に外周200m、高さ20mのマンションを例にとると、足場の設置面積は約4,160平方メートルになり、単価を800円とした場合の足場費用は約340万円と見積もられます。 ただし、この金額には飛散防止シートの設置費用が含まれていない可能性があるため、施工業者に確認が必要です。また、足場のレンタル期間が長くなればその分だけ費用も増大しますし、解体作業にも別途費用がかかります。 国土交通省の調査によると、大規模修繕の1戸あたりの費用相場は75〜125万円で、その内の約20%が仮設工事に充てられているそうです。つまり、40戸のマンションなら仮設工事だけで600〜1,000万円程度の費用が見込まれる計算になります。 近年は、足場を使わない「無足場工法」や「ロープブランコ工法」といった新しい手法も登場し、コスト削減に寄与しています。とはいえ、マンションの規模や状況によって最適な工法は異なるため、管理組合では専門家のアドバイスを参考にしながら、慎重に検討を進めることが肝要です。 以上を総合すると、マンション大規模修繕における足場費用の相場は、250万円から800万円程度が目安になります。ただし、あくまで相場であって、実際の費用は物件の特性によって大きく変動します。修繕積立金の状況を見極めつつ、居住者全員が納得できる形で工事を進めていくことが何より大切だと言えるでしょう。 足場費用が高くなるケース 建物が3階建て以上の場合 3階建て以上の建物では、足場を強固に組むために必要な材料が増え、作業時間や労力も増えるため、足場設置費用が2階建て以下の建物よりも200〜300円/㎡ほど高くなる傾向があります。また、3階建て以上の物件では、軒高が10mを超える可能性が高いため、クサビ式足場ではなく枠組み足場を使用する必要があります。枠組み足場の単価はクサビ式足場と比べて300円/㎡ほど高いため、足場費用が相場よりも高くなります。 敷地が狭い場合 敷地が狭く、特に隣接する建物や物件がある場合、足場設置の際の作業スペースが限られるため、手間と時間がかかります。その分をカバーするために職人の人数が増え、足場の単価に人件費が上乗せされることで、足場費用が相場よりも高くなる可能性があります。ただし、敷地が狭い場合でも、クサビ式足場より単価が安い単管足場を利用することがあるので、必ずしも足場費用が高くなるとは限りません。 運搬車が現場に入れない場合 足場材料の運搬車が現場に入れない場合、手作業で材料を運ぶ必要があるため、運搬費が別途で追加されます。運搬車が入れない道路沿いの現場や、狭い路地に面した現場では、足場費用が相場よりも高くなる可能性があります。また、道路と家の高低差がある場合や掘りこみ式ガレージがある場合も、外回りの階段を昇降しなければならないため、運搬費が別途かかります。 足場費用の内訳 足場費用の内訳を理解することで、適正な価格かどうかを判断することができます。 足場費用の主な内訳は、人件費、交通費、足場会社の運営費、中間マージンの4つです。 人件費と交通費の相場 人件費は、足場の設置と解体作業に対して発生するもので、一般的な2階建て住宅の場合、設置に2名、解体に2名の合計4名で行われます。1人あたりの人件費は1日2万円が相場なので、設置と解体を合わせた人件費の総額は8万円となります。 交通費も設置と解体作業に対して発生し、往復で1万円が相場です。したがって、設置時と解体時の交通費を合わせると、交通費の総額は2万円となります。 足場会社の運営費と中間マージンの相場 足場会社の運営費は、人件費と交通費以外に必要な経費で、2万円から5万円が相場です。これは、足場会社の事務所の維持費や保険料などが含まれます。 中間マージンは、外壁塗装を行う塗装業者が足場専門業者に足場の設置・解体作業を依頼する際に発生する手数料です。中間マージンの相場は公表されていませんが、一般的な住宅の足場費用相場から人件費、交通費、足場会社の運営費の総額を引くことで、おおよその金額を推測できます。一般的な住宅の足場費用相場が16万円から23万円で、人件費、交通費、足場会社の運営費の総額が12万円から15万円なので、中間マージンの相場は4万円から11万円程度と考えられます。 ただし、足場の設置・解体作業を自社施工できる塗装業者に依頼する場合や、施主が直接足場専門会社に発注する場合は、中間マージンが発生しないので、足場費用を抑えることができます。 足場費用の計算方法 足場架面積を求める 足場費用を自分で計算するためには、まず足場架面積を求める必要があります。足場架面積は、以下の計算式で求めることができます。 足場架面積の計算方法:(家の外周+4m)×軒高=足場架面積(㎡) ここで、家の外周は家の横幅と奥行を2倍することで算出できます。軒高は、2階建ての場合は6.3m、3階建ての場合は8.5mが目安となります。また、「4m」は足場を設置するために必要な外壁面からの後退距離を表しています。 例えば、家の外周が30mの2階建て住宅の場合、足場架面積は以下のように計算できます。 (30m+4m)×6.3=214㎡ 足場架面積から足場費用を求める 足場架面積が求まったら、次は足場費用を計算します。足場費用は、以下の計算式で求めることができます。 足場費用の計算方法:足場架面積×単価=足場費用 足場の単価は、地域や業者によって異なりますが、一般的には700円/㎡から1,500円/㎡程度が相場です。 先ほどの例で、足場の単価を700円/㎡とすると、足場費用は以下のように計算できます。 214㎡×700円=149,800円 ただし、屋根の工事を同時に行う場合は、足場架面積がより広くなるため、軒高に8~10mほどの高さを加算して計算する必要があります。 このように、足場架面積と単価を掛け合わせることで、足場費用を概算することができます。ただし、実際の足場費用は、地域や業者、工事内容によって異なるため、正確な金額は見積もりを取る必要があります。 足場費用の計算方法を理解することで、見積もりの妥当性を判断する材料にもなるでしょう。 足場代を安くするには 足場費用を安くするポイントは、自社で足場を保有し、自社で設置できる業者に工事を依頼することです。 業者が自社で足場を保有していて、自社で足場を設置することができれば、足場の設置を外注に委託しないために外注費用が発生せず、安く足場を設置することができます。 ただし、優良な会社であれば足場を協力会社に依頼したとしても、お客様から不当に高く費用を取ることはありません。 足場費用を節約する2つの方法 足場費用を節約する方法は、相見積もりを取ることと、足場を保有している業者に依頼することの2つがあります。 相見積もりを取る際は、3社ほどの業者から見積もりを取り、比較することが重要です。業者によって料金体系は異なり、同じ作業でも費用に差が出ることがあるからです。複数の業者から見積もりを取ることで、最も費用対効果の高い業者を選ぶことが可能になります。ただし、あまりにも相場とかけ離れた金額を提示された場合は、悪徳業者である可能性があるので注意が必要です。 足場を自社保有している業者に依頼すると、足場のレンタル費用を節約できるため、その分を顧客へのコスト軽減に反映させることができます。足場を保有しているかどうかは、業者のホームページや問い合わせで確認することができます。  「足場費用は無料」がありえない理由 「足場費用は無料」と宣伝している業者が稀にいますが、原則として足場費用が無料になることはあり得ません。 足場設置には足場材料の調達費用、設置作業にかかる人件費など様々な費用がかかり、工事費全体の約20%を占めるほどです。そのため、多額の足場費用をゼロにすることは簡単にはできません。 仮に業者が「足場費用は無料」と主張しても、それは本来の無料とは異なり、他の費用に足場費用が上乗せされているだけと考えられます。「足場費用が無料」と宣伝する業者には、十分注意しましょう。 足場工事を依頼する際の注意点 足場を依頼する際は、信頼できる業者を選ぶことが重要です。 足場業者を選ぶためには、施工実績が豊富であること、足場費用が相場に近いこと、口コミが良いことなどを注目しましょう。 施工実績が豊富な業者は、様々な状況に対応してきた経験と知識を持っているため、新たな現場でも適切に対応できる可能性が高いです。また、足場費用が相場から大きく逸脱している業者は、適切な価格設定ができていない可能性があります。相場に近い費用を提示している業者は、市場の動向を理解し、適切な価格設定をしていると推測できます。さらに、良い口コミを持つ業者は、顧客からの信頼を勝ち得ていることが多く、そのサービスの質も保証されていることが一般的です。 相場より安すぎる場合は注意が必要 足場の組み立てや解体は慎重に行うべき作業なのに、1日に何本も詰めて過密な工程になっている可能性があります。 その場合、事故やトラブルを誘発しやすい環境となり、結局はお客様が嫌な思いをすることになりかねません。 安すぎる価格は、トラブルやミスが起きる可能性が大きいため、安いからと言ってすぐには飛びつかず、なぜその価格になるのかを考えて見積書を見ることが大切です。 足場が無料と言われた場合 一部の業者、特に訪問販売で多いのが、足場を無料にすることでお得感を出し契約を急かす手法です。しかし、足場が無料になっているわけではなく、他の項目を高くして足場代分を取っているだけで、最終的な総工事費用は変わらないと考えましょう。 足場の設置は安全かつ質の高い外壁塗装をする上で必ず必要で、一般的な30坪ほどの家で15~20万円程度するものです。この分を無料にするのはあり得ない話なので、「キャンペーンでいまなら足場代が無料」などの売り文句には惑わされないようにしてください。

無足場工法のゴンドラ

無足場工法とは?20%超の費用削減と最大1週間短縮を実現する大規模修繕

近年、建物の大規模修繕工事において注目を集めている「無足場工法」。この革新的な工法は、従来の足場を使用する方法とは一線を画す効率性と安全性を兼ね備えています。 弊社、ゆうき総業は、高層ホテルやマンションが多く、同時に敷地の余裕が少ない仙台市で数少ない無足場工法を取り扱える施工業者で、他社では断られたような難工事も、豊富な経験・ノウハウと独自のアイデアで解決策を導いています。 本記事では、そんな当社だからこそお伝えできる無足場工法のいろはを、実際の施工事例を交えて包括的に解説していきます。 修繕・塗装工事における「無足場工法」とは? 皆さんは「無足場工法」という言葉を聞いたことがありますか?大規模修繕工事において、この工法が注目を集めています。簡単に言えば、無足場工法とは文字通り足場を組まずに建物の外壁などを修繕する方法です。 従来の工事では、建物の周りに足場を組み立てるのが一般的でした。しかし、無足場工法では、主に2つの方法で作業を行います。 ロープアクセス工法:専門の技術者が建物の屋上からロープを使って降下し、壁面で作業を行います。 ゴンドラ工法:建物の屋上や壁面に設置したレールに吊るしたゴンドラから、作業員が修繕を行います。 これらの方法により、足場を組む手間と時間を大幅に削減できるだけでなく、居住者の日常生活への影響も最小限に抑えることができます。また、足場を組むスペースが限られている場所でも、効率的に作業を進められるのが大きな利点です。 このように、無足場工法は、高層マンションや複雑な構造の建物の修繕において、特に有効な選択肢となっています。 次は、この工法がもたらす具体的なメリットについて詳しく見ていきましょう。 「無足場工法」の4つのメリット!事例を交えて紹介 大規模修繕工事において、無足場工法の採用が増えています。この工法には、従来の足場を使用する方法と比べて、いくつもの優れた点があります。ここでは、その主なメリットについて詳しく見ていきましょう。 足場の設置・撤去が不要で、「コスト」を大幅カットできる 無足場工法の最大の利点は、コスト削減と工期短縮にあります。足場の設置・撤去が不要なため、その分の費用と時間を大幅に削減できます。 例えば、ある事例では総工費を20%以上抑えることができたという報告もあります。また、工期も通常の3分の2程度に短縮されることが多く、居住者への影響を最小限に抑えられる点も見逃せません。 下記に、弊社、ゆうき総業が担当した工事の中でも、大幅なコスト削減のため、無足場工法が採用された具体的な事例をご紹介します。 「病院の外壁塗装」でのコスト削減事例 10階建ての病院では、最上階にある塔屋の外壁塗装の依頼がありました。屋上への足場搬入のために、さらに足場を設置しなければならず、莫大なコストがかかることが予想されました。そこで、ゴンドラを吊る無足場工法を提案しました。ゴンドラはエレベーターで搬入が可能なため、昇降用足場やラフターなどの費用もすべてカットし、コストを大幅に抑えることができました。 工事期間を最大1週間短縮可能に 従来の工法では、作業開始前に足場の組み立てが必要でした。これには通常2〜3日かかり、作業終了後の解体にも同程度の時間を要します。 無足場工法では、この足場の設置・撤去作業が完全に省略されるため、工事期間を最大で一週間短縮することが可能になります。これは、特に短期間での完了が求められる場合や、天候に左右されやすい時期の施工において大きな利点となります。 さらに、足場設置のための準備期間も不要となるため、工事の日程をより柔軟に設定できます。急を要する補修や改修工事にも迅速に対応できるのです。 安全性や景観を損ねることなく営業が継続可能 無足場工法では足場や養生ネットが不要なため、建物の外観をほぼそのまま保つことができます。特に、ホテルや商業施設など、外観が重要な役割を果たす建物では、最大のメリットと言えるでしょう。 また、外観だけでなく、建物への出入りもスムーズになり、営業活動や日常生活への影響を最小限に抑えられます。工事中でも顧客や住民は通常通りに建物を利用でき、ビジネスの継続性が保たれます。 さらに、自然光の遮断も避けられ、室内環境の快適性も維持されるため、オフィスや住宅などでも、工事中の生活の質を高く保つことができるのです。 足場が設置できない「狭く複雑」な場所でも工事ができる 無足場工法は、狭い場所や複雑な構造の建物でも効率的に作業ができる点も特筆すべきです。 従来の足場では設置が困難だった狭小地や、建物の形状が複雑な箇所でも、ゴンドラや特殊な機材を使用することで柔軟に対応できます。これにより、都市部の狭小マンションなど、これまで改修が難しかった物件でも効率的な工事が可能になりました。 足場を組むことが難しい箇所で、無足場工法が採用された具体的な弊社の事例をご紹介します。 「足場設置が困難な老舗旅館」の事例 弊社にお問い合わせいただいた老舗旅館では、建物直下に大きな川が流れており、足場を組むことが不可能でした。このため、どの塗装業者にも断られていました。 しかし、無足場工法を採用することで、ゴンドラや高所作業車を併用しながら外壁塗装と内部の大規模修繕工事を行うことができました。 「足場設置が困難な集合テナントビル」の事例 8階建ての集合テナントビルでは、隣地にある民家の屋根が原因で足場を組むことができませんでした。 このため、無足場工法を採用し、民家の屋根に養生を施し、着地するための許可も得ました。足場では重量に耐えられなかったであろうこの現場でも、無足場工法が大いに活躍しました。 無足場工法は、このように多くのメリットを持つ革新的な工法です。しかし、すべての状況に適しているわけではありません。次は、この工法のデメリットについても検討し、どのような場合に最適な選択となるのかを見ていきましょう。 「無足場工法」にデメリットはあるの? 大規模修繕工事における無足場工法は、多くの利点がある一方で、いくつかの課題も存在します。ここでは、無足場工法の主な課題とその対策について詳しく見ていきましょう。 無足場工法では作業に制限が出る場合も 無足場工法は、建物の形状や屋上のスペースによって作業が制限されることがあります。例えば、三角屋根や建物の一部が突出している場合、ロープやゴンドラの設置が難しくなることがあります。また、ゴンドラに乗車できる人数が限られているため、少人数での作業となり、場合によっては効率が低下して工期が長引く可能性もあります。 この問題を解決するためには、事前に建物の形状を詳細に調査し、無足場工法が適用可能かを確認することが重要です。また、特殊な器具やアンカーを使用することで、これらの制限を克服できる場合もあります。また、ゴンドラを使用する場合でも、効率的な作業計画を立てることで、少人数での作業を補うことが可能です。 施工後の確認が困難 無足場工法では、施工後の確認作業が困難な場合があります。特に、居住者や施主が自分の目で施工後の状態を確認したい場合、この点がデメリットとなります。 この問題に対しては、ドローンを使用して高所の作業を監視し、施工後の確認作業を行うことで、チェック体制を強化することができます。 また、作業の進捗に応じて定期的に点検を行い、品質管理を徹底することも重要です。さらに、高性能カメラやセンサーを活用することで、詳細な検査と記録が可能になります。 ドローン点検については下記記事で紹介していますので、あわせてご覧ください。 そもそも「対応できる業者」が少ない 無足場工法には高度な技術と豊富な経験が必要であり、対応できる業者が限られています。 現在、無足場工法に対応できる技術者を育成するための研修や教育プログラムを業界全体で導入し、技術力の向上を図ることが求められているのが現状です。このため、業者選定の際には、過去の実績や技術力を重視し、信頼できる業者を慎重に選ぶことが重要です。 無足場工法は、特定の条件下では非常に効果的な工法ですが、これらの課題を十分に理解し、適切な対策を講じることが成功の鍵となります。 特に東北エリアでは、無足場工法の取り扱い業者が少ないと言われていますが、その中でもゆうき総業では無足場工法の施工実績が圧倒に多くあり、これらの課題に対して適切なご提案ができる強みがあります。 それでは、実際にどのような場合に、無足場工法が活躍するのかご紹介します。 「無足場工法」の向いている建物は?従来工法との違い 大規模修繕工事において無足場工法の採用が増えていますが、すべての建物で適用できるわけではありません。では、どのような条件で無足場工法が効果を発揮し、またどのような場合に適さないのでしょうか。 ここでは、無足場工法と、従来から広く使われている足場付き工法を比較し、それぞれの特徴や適用シーンについて詳しく見ていきましょう。 主な項目の比較 無足場工法と従来の足場付き工法には、それぞれ独自のメリットとデメリットがあります。以下の表で、主要な項目について比較してみましょう。 項目 無足場工法 足場付き工法 コスト 低い 高い 工期 短い 長い 安全性 高い やや低い 適用範囲 限定的 広範囲 この表から、無足場工法は特にコストと工期の面で優位性があることがわかります。一方で、足場付き工法は適用範囲が広いという特徴があります。 「無足場工法」が向いている建物タイプ 無足場工法は、特に以下のような建物や状況で活躍します。 20階以下の高層マンション 安全確保が最優先 周辺に十分なスペースがない都市部の建築物 足場の設置が困難な特殊な形状の建物 短期間でかかる費用をできる限り安くしたい これらのケースでは、従来の足場を組む方法と比べて、工期の短縮やコスト削減、居住者の負担軽減などの利点が顕著に現れます。 「無足場工法」の適用が難しいケース 一方で、以下のような状況では無足場工法の適用が難しく、従来の足場を使用する必要があります。 大規模な構造補修が必要な場合 20階以上の高層ビル(20階以上) 建物の構造上、ゴンドラの設置が困難な場合 曲線や凹凸が多いデザイン 法規制によりゴンドラの使用が制限される地域 工法の選択は、建物の特性や工事の目的、予算、スケジュールなど、様々な要因を総合的に考慮して決定する必要があります。専門家と相談しながら、最適な工法を選択することが重要です。 仙台を中心とした東北・首都圏エリアで「無足場工法」は、ゆうき総業までご相談を 無足場工法は、従来の工法では対応が困難だった現場や状況において、その真価を発揮します。コスト削減、工期短縮、安全性向上など、多くのメリットを持つこの工法は、今後の大規模修繕工事において重要な選択肢となるでしょう。 とはいえ、これはすべての施工業者が取り扱えるわけではありません。当社のお客様にも「どこの塗装工事店にも断られて...」とご相談いただくケースが多く、まだ主流でない施工方法だからこそ、確かな技術力と実績を備えた信頼できる業者を選定することが重要です。 当社では、東北・仙台および首都圏エリアで「無足場工法を取り扱える施工業者」として大規模改修・修繕工事を施工しております。無足場工法をご検討のオーナー様はぜひ一度お気軽にご相談ください。

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